【国際社会調査研修シンガポール編・第四弾】教育大国のトップ進学校で高校生と談笑!

皆さん、こんにちは!4年の宮下です。引き続き、シンガポールでの研修模様についてご紹介します!
今回の記事では、4日目の午後に訪れたHwa Chong Institution(以下HCI)についてです。生徒との交流会だけでなく、キャンパスツアーで見た、歴史ある建物や課外活動に取り組む学生の様子を通しても、世界トップレベルの学力を誇るシンガポールの学校の一端を見ることができ、日本の学校と比較するうえでも非常に充実した時間になりました!

シンガポールの歴史的建造物にもなっているHCIの時計台で1枚!

HCIはシンガポールで100年以上の歴史をもつ伝統名門校です。1919年に創立した当時は、シンガポールを含む海外在住の中国人(華僑)生徒に教育を提供する東南アジア唯一の中等教育機関でした。これまで、ビジネス、政治、研究、教育や社会全般の様々な分野で活躍する卒業生を多く輩出してきました。そして何を隠そう、我らがシム先生もここの卒業生でした!

中等学校としてはシンガポール最大規模のキャンパスを誇るHCI!

当日では、HCIの学生の質問に答える質問会や、HCIについての紹介、少人数での交流会などが開かれ、お互いの学生生活、シンガポールのオススメグルメ、日本の注目スポットなど、笑い声があふれる中にも有意義なひと時となりました!また、共通の話題としてアニメなどの作品の話もあがり、日本の文化の広がりについても知ることができました。

🏫当日の交流会の様子🏫

校舎内では、学生の受賞した歴代のトロフィーなどが展示され、学業だけではなく課外活動にも熱心に取り組んでいることを伺えました。私たちが訪れた際には、試験期間ということで、校舎内に残る学生が多くなかったですが、食堂や渡り廊下を有効活用しながら勉強をしていて、伝統のある校舎で学べることの羨ましさを個人的に感じていました。というか、試験期間中でも交流会に参加してくれた、余裕のある(?)生徒たちに心から感謝です!

「サイレンス…お静かに、試験中です」という張り紙があちこちに…しーっ!
食堂で勉強する生徒と試験期間中でもスポーツをする余裕のある強者…

私たちがHCIに滞在をしたのは半日だけでしたが、学生の学びに対する意欲や教育の充実さなどを肌で感じることができ、何物にも代えがたい貴重な体験となりました!!

緑にあふれ歴史感のある建物が連なる校舎

3日目の報告は以上です。次回は、日本とシンガポールの文化比較についての報告を掲載します。そちらもお読み逃しなく!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

記事:4年・宮下