2018年2月

豪華な雛人形 [2018年02月23日(金)]

 まだまだ朝夕は寒い日もありますが、だいぶ春らしくなりました。3月3日の雛祭りも近づいています。
学園本部の2階には、縦横1.4メートルの豪華な雛壇が飾られています。坂東理事長・総長がオーストラリアのブリスベンの総領事公邸から持ち帰られたもので、内閣府の男女共同参画局長室にも置かれていたそうです。それが今は本学に飾られています。立春から2月の半ば頃から、雛祭りから2週間ほど後まで飾っておくのが一般的だそうですが、本学では例年、3月3日まで飾られています。

 1段目はお内裏様とお雛様。向かって左にお内裏様(男雛)、右にお雛様(女雛)です。日本では古来左側に自分より高い位の人が立つことになっていたので、京都では今もお内裏様が向かって右、お雛様が向かって左の位置だそうです。大正天皇御即位の折に、西洋では右側が自分より高位の人の位置となる文化であることに倣って天皇が右に立たれたので、それ以来、写真のような位置に飾られるようになったのだそうです。

 2段目は三人官女です。向かって左から、「提子(ひさげ)」、「三宝にのった盃」、「長柄銚子」を持つ官女で、座っている官女が中央になります。

 3段目は5人囃子をよく見ます。5楽人の場合は、左から「太鼓」「大皮鼓」「小鼓」「笛」「謡」と並びますが、ここには7楽人がいて、「謡」がいない代わりに、「琴」「笙」「琵琶」を奏でる人が並んでいます。

 4段目は、随臣(ずいしん)で、「左大臣」「右大臣」と呼ばれています。左大臣はおじいさんで、右大臣は若者です。左手に弓を、右手に矢を持ち、警備の役割をする武官です。

 5段目は仕丁(しちょう)で、雑役を行う者です。3人の顔が喜怒哀楽を表しているので、よく表情を見るとそれぞれが怒っていたり、泣いていたり、笑っていたり。その上、顔の色まで違っていますよ。

 そして6段目にはお雛様の嫁入り道具、7段目には御所車、籠、重箱などが並びます。

  

 最近は7段目まで揃っている立派な雛飾りには、滅多にお目にかかれません。どうぞごゆっくりお楽しみください。

この花はどこに? [2018年02月16日(金)]

 まだまだ寒い日が続いていますが、日中は日差しが暖かい日もあります。
 今朝、キャンパスを歩いていたら、思いもよらないほどたくさんの花が咲き始めているのです。春が近いことを実感しました。写真と花の名前を紹介します。

                      
(スミレ科のパンジー、ビオラ)                      (ヒガンバナ科の水仙(この品種は雪中花))

             
(ミニュチュア ドワーフ アイリス(アイリスの矮性種)) (日本の三大香木の一つ 沈丁花(じんちょうげ))

             
(カタバミ科のオオキバナカタバミ)                     (チューリップ)

             
       (八重咲水仙)                           (シダレ梅)

                       
(マメ科の常緑種で、原産地は地中海沿岸のロータス ヒルスタス)          (クリスマスローズ)

 雪もすっかり解けたキャンパスに、こんなにたくさんの花が咲き始め、つぼみを持った花もあるのは、とても嬉しいですね。やっと、春の息吹が漂いはじめたキャンパスをぜひ歩いていただいて、どこに咲いているかを見つけてください。

        
(しそ科の常緑樹で原産地は地中海地域のローズマリー)  

世田谷区保存樹木制度 [2018年02月09日(金)]

 みなさんは、キャンパスにある「保存樹木」を見たことがありますか。
  
(3号館前ヒマラヤスギ)

 近寄ってよく見ると、「指定 第2741号・平成28年6月17日 保存樹木 樹種 ヒマラヤスギ 世田谷区」と書かれた札がつけられています。

(ヒマラヤスギに付けられた保存樹木の札)

 世田谷区保存樹木制度は、世田谷区がみどりの基本条例に基づいて、樹木や樹林のうち貴重なものや、街のシンボルとなるものを指定し、樹木保存の援助として手入れなどの支援を行っている制度です。地上1.5メートルの高さがあり、幹回りが1.2メートル以上で、樹形の優れているものという基準があります。
 一方、指定を受けた所有者には、指定された樹木や樹林を将来に割って適切に保存すること、樹木を要綱な応対に保つように適宜、剪定などの手入れを行うこと、という責務があるそうです。
 昭和の世田谷キャンパスには、保存樹木は53本もあります。ヒマラヤスギ、タイサンボク、ケヤキ、メタセコイヤ、楠、イチョウ、モミジバスズカケノキ、イイギリ、コナラ、スダジイ、サトサクラ、ソメイヨシノ等です。53本がどこにあるか、見つけられますか?
 5号館から中高部へ向かうイチョウ並木は保存樹木が並んでいて、秋には素晴らしい景色を楽しむことができます。また、本学は上高田の校舎を戦災で無くし、東京都から「戦災を受けた学校に対しては、希望があれば旧陸海軍施設を転用させる」という通達を受け移転先を探し回り、アメリカ第八軍との外交交渉の末、やっと昭和21年11月8日にこの地への全校移転を開始したという経緯がありますが、3号館前のヒマラヤスギ(写真参照)は、世田谷キャンパスにかつて旧東部第十二部隊(近衛野砲)があった時代からのものです。連隊の本部がちょうど3号館のあたりにあったそうで、その本部前に北白川宮様が来られた際にお手植えをされたという記録もあります。70年以上も太子堂や昭和学園の歴史を見つめていた木、大切にしたいですね。

リーダーズアカデミーって? [2018年02月02日(金)]

 「リーダーズアカデミー」は、昭和女子大学の坂東眞理子理事長・総長が主催する昭和女子大学学生のためのリーダー養成講座です。

 歴史、経営、政治・経済、社会、環境、起業などの分野の具体的なテーマについて、各界で活躍する著名人による講義を聴講し、授業時間内外を活用してチーム毎に熱心な討議を行い、テーマに沿って各々のチームが設定した課題について、約1年間かけてプロジェクトに取り組むというプログラムです。
 今年度は31名の学生がアカデミーに参加しました。

 その最終発表会が1月17日に、本学のオーロラホールで行われました。今年度のテーマ「女性は世界を変える」。その実現のために各チームが取り組んだプロジェクト活動の成果が発表されました。Aチームは、「Level-up Woman Project」と題して、「学生が将来、社会で輝く」ことを目的とした、学生自身が自分たちで作り出す授業の提案を、Bチームは、「自分らしく生きる~輝く未来へ!!新しい働き方~」と題して、「女性が活躍すること」と「男女が共に自分の生活を充実させること」を実現するための働き方改革について、Cチームは、「女性による女性のための地域活性化」と題して、女性目線で行う神奈川県秦野市の地域活性化について、Dチームは、「Kimono “Wa” Fashion ~Feel Japan , Feel Slow Fashion~」と題して、ファストファッションと呼ばれる洋服ファッションの問題点をあげ、その解決策として、スローファッションと呼ばれる着物のある生活の推奨について発表しました。


(学生の発表の様子)

 発表後には、来場者全員が審査員となり、投票が行われ、Aチームが見事に優勝しました。

 年々、アカデミー参加者の発表は充実してきています。学内だけの活動にとどまらず、外部に向けたイベントや企画に取り組むチームがどんどん増えています。思うようにいかないことや、想像していたより手ごわいプロジェクトになったチームもあったと思いますが、そこで問題を発見し、チームで協力して課題を克服し、目標を達成した皆さんの努力と熱意に拍手を送りたいと思います。最終発表会を終えてアカデミーの修了証書を受けたときは、皆さん、素敵な笑顔でした。


(2018年度リーダーズアカデミーの修了生)

 今回優勝したAチームには、2月の理事長・総長、学長講話の時間に、在学生の前で、活動内容や1年間の学びの成果をプレゼンテーションすることになっています。どうぞお楽しみに。