こんなキャンパス風景、見たことがありますか [2018年10月19日(金)]

手前のテーブルには、水筒がたくさん並んでいますね。中央に巨大なバギーカーが見えませんか。これはこども園のお散歩風景です。快晴の秋の空のもと、大学のキャンパスをバギーカーに乗ってお散歩なんて、他の大学では見ることのない風景ですね。

この日は、こども園の子どもたちが大勢で、楽しそうに色とりどりの帽子をかぶって、昭和之泉の庭園をお散歩していました。きっと先ほどの水筒は、この子供たちがテーブルに置いたのでしょう。

次の写真は翌日の朝です。

 

ちょうどBritish School の生徒たちが、レオ広場で朝のスポーツを楽しんだ帰りなのでしょう。三々五々、BSTの教室に戻っていくところでした。
次の写真はお昼休み、昭和の大学生がほとんどいないので、きっと3コマ目が始まった後の時間だったと思います。カフェテリア、ソフィアが12:10から13:10は、大学生で超満員のため、クッキング・カーも2台、出店しています。

プロムナードでは、お天気がいいと、BSTの生徒たちもベンチに座って友達と食事をしたり、おしゃべりをしたりと憩いのひと時を過ごしています。
昭和では、ひとつのキャンパスに、こども園から大学院まで、そしてBritish Schoolもあり、さらには、来年の秋からは西キャンパスにペンシルバニア州立テンプル大学ジャパンキャンパスが移転してきます。ここで学ぶ人の年齢は、0歳からきっと60歳くらいまででしょうか。そして、さまざまに違う文化背景を持つ留学生や、学園で学ぶ園児・児童・生徒・学生達をサポートして下さる社会人の方々など、昭和のキャンパスは、ダイバーシティに富んでいます。
是非皆さん、こども園の園児の様に、時にはキャンパス内を散歩してみてはいかがでしょうか。まだ、足を踏み入れたことのない場所がきっとありますよ。

このヒマラヤスギ、覚えていますか [2018年10月12日(金)]

今年の2月に「世田谷区保存樹木制度」というタイトルのブログでご紹介した、キャンパス内のヒマラヤスギのことを覚えていますか。3号館と学園本部館に挟まれた道に堂々とそびえていました。一番手前にあるヒマラヤスギの幹には、「指定第2741号・平成28年6月17日 保存樹木 樹種ヒマラヤスギ 世田谷区」と書かれた札がつけられていることも紹介しました。

ところが今年の9月に入って相次ぐ台風に見舞われ、9月30日にこの大木が倒れてしまいました。根が深く張っていなかったので、強風に耐えられなかったようです。

保存樹木の指定を受け、将来、末永く大切に手入れをしていこうと計画していたのに、とても残念です。
ここに植えられているヒマラヤスギは、世田谷キャンパスにかつて旧東部第十二部隊(近衛野砲)があった時代からのものです。連隊の本部がちょうど3号館のあたりにあったそうで、その本部前に北白川宮様が来られた際にお手植えをされたという記録もあります。70年以上も太子堂や昭和学園の歴史を見つめていた木。大切にしていたのに、本当に残念です。

建物にぶつかったりせず「迷惑にならないように?」ちょうど3号館と学園本部館の間に倒れてくれたこと、ヒマラヤスギに感謝したいですね。第2742号、そしてその後ろの第2743号には、しっかり根を張ってもらい、創立100周年、そしてその先もずっと、このキャンパスに集う者たちに憩いの木陰を作ってほしいものです。

大学の後期がスタートしました [2018年10月05日(金)]

10月は英語でOctober. “octo”はラテン語の “octavum”(第8)の意味を表しています。変ですよね、10月なのに。実は紀元前にローマ歴が使われていた間、今の3月から新年が始まっていたので、10月は3月から数えると8番目の月になるからだそうです。

さて、10月に入り大学生もキャンパスに戻り、こども園から大学院までの全員が揃いました。テンプル大学ジャパンキャンパスの本学への移転まで、すでに1年を切り、新しいスーパーグローバルキャンパスの創造を目指して、着々と準備が進んでいます。

さて、この写真のような景色、今まで見たことがありましたか。9月末に完成した、学園本部館と1号館の間のロータリーです。

素敵に変身しましたね。今はまだ木を植えたばかりなので、ちょっと周りが寂しく見えますが、すぐに緑の木陰を作ってくれるでしょう。

 

ライトに照らされた夜の景色も落ち着いていて、いいですね。

秋と言えば、いろいろ思い出しますが、是非、読書と勉学の秋を十分に楽しむキャンパスライフにしたいものです。

夏休みに英語の本を楽しんでみませんか [2018年07月27日(金)]

英語の本と聞くと、なんとなく敬遠しがちな方が多いかもしれませんが、是非、時間が自由に使える夏休みには、1冊くらい英語の本に挑戦してみてください。
絵本や挿絵の多い本ならばきっと楽しく読めると思います。本学の図書館にある英語の本を楽しく読む方法を一つ、お教えしましょう。
例えば、皆さんご存知の「不思議の国のアリスAlice’s Adventure in Wonderland」。幼い少女アリスが、白いウサギを追いかけて不思議の国に迷い込んでしまい、話をする動物や、動くトランプなど、さまざまな不思議なものに出会いながら冒険をするお話です。著者はルイス・キャロルですが、実はこれはイギリス人の数学者であったチャールズ・ラトウィッジ・ドジソンのペンネームです。初版は1865年の11月26日に出ました。ちなみに11月26日は私の誕生日でもあります。でも私が生まれたのは、1865年よりずーっと後ですが・・・。

さて、次の写真は1889年に出版されたオズボーンコレクションの復刻版で、トランプが動き出す場面の挿絵のページです。アリスの服装にも注目してください。

 

では、次の写真をご覧ください。

こちらは1946年に出版されています。初版の復刻版と比べると少々挿絵のアリスが幼くなっているようにも見えます。

 

最後にもう一冊。

これは1980年に出版された仕掛け絵本で、ページを開くと立体的に絵が飛び出します。このようなポップ・アップ版の絵本は、今ではいろいろ作られていますね。でも、こんなにたくさんのトランプが動く様子をよく作ったものだと感心します。

 

印刷された時代によって活字も違っています。読書は、そこに書かれた文章を味わうのが、醍醐味ですが、ゆっくり時間がある時には、体裁も含めて、本全体を楽しんで欲しいと思います。絵本の中にも英語が多いもの、絵しかないものなどいろいろ本学の図書館にも揃っています。涼しい図書館で、ゆったりとした時間を過ごすのも、いいものです。

※学長ブログは夏休み中更新をお休みいたします。次回更新は10月5日(金)を予定しています。

「なかよし」の像 [2018年07月20日(金)]

2017年11月10日のブログでは、5号館の中高部校舎に近いところにある、日展理事長の奥田小由女氏作の「歓」の像を紹介しました。

また、その次の週の11月17日には、プロムナードの学園本部側に置かれている、彫刻家  建畠大夢氏の長男で、かつて本学で教鞭をとられ、行動美術を代表する彫刻家と称される建畠覚造氏作の「二人」の像を紹介しました。

台座には、

二人  建畠覚造
同門に学ぶ者を朋といひ
同志に結ぶ者を友といふ

と彫られています。

本学園には、もう一つ、「二人」をテーマにした彫刻があります。初等部の玄関左側にある「なかよし」の像です。
二人の子どもが肩を組み合って楽しそうに笑顔で歌っているように見えませんか。埴輪の人形のようにも見えますね。これは現在の初等部校舎が完成した折に、初等部元教員の菊地眷太郎(けんたろう)先生が作られた作品です。

仲良くするためには、お互いに相手を信頼すること、そして感謝の気持ちを持つことが大切ですね。

この写真、覚えていますか [2018年07月13日(金)]

 

2018年4月20日のブログに掲載した写真です。キャンパスのプロムナードにある木の幹を、3月に事情があって切った折の写真でした。たぶん60年以上は経っている木です。戦火で焼失したうえ高田の緑が丘からここ太子堂に移転して、半年後の昭和21年5月、美しい緑を育て、後輩たちの憩いの場となるようにと、卒業生のお宅から100本の小さな楠の苗木が届き、先輩たちが植えたうちの1本です。ところが、学内の整備のために、移植しようとクレーンでつり上げる時に、幹に巻いたロープで楠の表皮が剥がれ、徐々に枯れ始めてしまったので、ウッドデッキから1.5メートルほどの高さのところで伐採し、その切り口から萌芽がでてくるようにと蘇生手術を受けました。上の写真は、その幹からやっと新芽が一か所出てきた時に写しました。

7月を迎え、あれから3か月。たった3か月の間に、新芽がぐんぐん伸びて、今、こんなに幹の周りがにぎやかになっています。

 

 

柔らかそうな葉が若い緑色の幹からぐんぐん伸びています。順調に育っていますね。前期も終わりに近づきました。夏休みが終わって、キャンパスに戻ったときは、どのくらい成長しているでしょう。楽しみですね。

昭和女子大学の国際化と昭和ボストン設立の年の昭和女子大学 [2018年07月06日(金)]

あと1年半で100周年を迎える昭和女子大学。現在の昭和については、様々な情報伝達手段が発達し、デジタルパンフレットもWEB掲載されていますので、学生やキャンパスの様子をご存じの方が多いと思います。今回の「昭和のこれなあに」では、まず、最近の昭和女子大学の国際化の様子をビデオでご覧いただきたいと思います。本学の公式YouTubeにも掲載されていますが、多分、まだご覧になったことのない方も多いのではないかと思います。

 

 

いかがでしたか。もう一度、学生になって昭和で学びたいという卒業生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、もう一つ、30年位前の昭和女子大学の様子が次のビデオに収まっています。昭和ボストン校が今年30周年を迎えましたので、ちょうどボストン校設立の年のプロモーションビデオです。この時代をご存じの方も、ご存じでない方も、きっと楽しんでいただけるはずです。ご覧ください。

 

 

様々なことにチャレンジしようと思えば、いつでもチャレンジできる環境にある今の昭和の学生達は、とても恵まれています。この環境を生かして、どんどん成長してほしいと思います。

「白鳥の湖」の像をご存知ですか [2018年06月29日(金)]

この写真は、本学が所有していた会津キャンプ村の庭に平成6年からあったブロンズ像です。小田原市在住の彫刻家、親松英治氏の作品で、白鳥と一緒に踊る女性の像です。猪苗代湖を背景にして左側には白鳥が舞い上がり、右側の足元では大きく羽を広げています。

会津キャンプ村の白鳥の像の横に立つのは、左から、前理事長の平尾光司先生、現理事長・総長の坂東眞理子先生、昭和ボストン学長のフランク・シュワルツ先生、そして私です。磐梯山を背にして紅葉がきれいですね。撮影日は2013年11月11日と入っています。
この像が、平成26年に世田谷キャンパス内に引っ越して来ました。さて、どこに置かれているでしょう。

昭和之泉です。美しい紫陽花に囲まれて、見ているだけで、気分が爽快になりませんか。
実はこの像と同じ乙女を中心に左右反対で白鳥が舞っているブロンズ像を、本学と同窓会が平成9年に猪苗代湖の志田浜に寄付しています。

今では、猪苗代湖の観光名所にもなっているそうですよ。志田浜は、磐梯山に抱かれ、猪苗代湖が目前に広がる観光客も多く集まる場所です。本学の昭和之泉にある白鳥と乙女の像は、志田浜の像と向き合って立っているのかもしれませんね。

またお目見えしました [2018年06月22日(金)]

梅雨の季節となりました。今週は雨が続いていますね。でも梅雨には梅雨の楽しみがあります。
「昭和之泉」にカルガモがお目見えしました。カルガモは日本全国、どの季節でもどこに行っても見られるそうですが、「昭和之泉」には、春先から7月くらいまでに見ることが多いように思います。
写真にあるように、カルガモの特徴といえば、先のほうだけがちょっと黄色のかわいらしいくちばしとオレンジ色の足ではないでしょうか。

雌が水辺の草むらなどの巣で10~12個を産卵し、抱卵して30日もしないうちに、すぐカルガモの雛は地上を歩くことができるとか。はて、泉の中の草むらにいる雌は今何をしているのでしょう。残念ながらこの写真ではわかりません。
雛を育てるのに最適な場所を探して、お引越しをするカルガモ親子の姿をまた今年も見れることを願って「昭和之泉」のカルガモを皆さんで見守りましょう。

P.S.
6月21日、カルガモの雛が元気に「昭和之泉」を泳いでいました。

この木は何の木でしょう [2018年06月15日(金)]

赤い実がなっていますね。もう少し遠くから見ると、こんな木です。

何か表示があります。

ヤマモモの木でした。
看板の右側には、「Myrica rubra ヤマモモ 山桃 分布:本州~沖縄、中国など 雌雄別種 果実は球形で夏に赤く熟す」と書かれています。ヤマモモは20メートルほどまで成長する木で、幹は太くなって楕円形の模様のように見える灰白色の樹皮がついています。一般的に一つの花の中に雄しべと雌しべの両方があるのですが、雌雄別種は一つの花に雄しべか雌しべどちらかしかない花のことを指すのだそうです。花は3月から4月に咲き、そして、ちょうど梅雨時の6月ごろに写真の様に少し黒っぽい赤い実がなります。

さて、看板の左側には、「記念植樹 平成17年2月 若者との交流会のために来日したノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイ氏と人見楷子理事長及び初等部児童、中高部生徒、大学生の手によって植えました。」とあります。
マータイさんは、アフリカ全土で延べ10万人が植樹活動に参加してきた環境保護のNGOグリーンベルト運動の創始者です。マータイさんが生まれたのは1940年、当時ケニアはイギリスの植民地でした。干ばつの被害から国を守るために1977年に自らが植樹を始めたのです。1本植えるごとに、少額の報酬を渡すことで、女性の自立も促しました。植樹運動は世界に拡がり、植樹数は4500万本を超えているそうです。そして、2004年に、持続可能な開発、民主主義と平和への貢献により、アフリカ人女性として史上初のノーベル平和賞を受けました。2005年には初めて日本を訪問し、この時、日本語の「もったいない」に感銘を受けたそうです。本学の記念講堂で講演、昭和之泉の一角に記念植樹もされました。残念ながら2011年、71歳で亡くなられています。マータイさんはMOTTAINAIという美しい日本語を、環境を守る世界共通語として広めることを提唱しました。本学での講演で語られた、環境3R(Reduce, Reuse, Recycle)を大切にすると共に、Respect(ものや人を大切に)することこそが、「もったいない」の意味だというお話は多くの人々に感銘を与えました。

昭和之泉のヤマモモの木は、記念植樹から14年がたちました。まだまだ背が伸びる木のようです。どこにあるか是非、探してみてください。