【活動報告】どどメシプロジェクト 2025

管理栄養学科の学生が参加する「どどメシプロジェクト」の、2025年4月〜2026年3月の活動をご報告します。

「どどメシプロジェクト」とは
「どどメシ」とはDOHaD(ドーハド)飯を語源とした造語です。DOHaDとは、「将来の健康や病気へのかかりやすさは、胎児期・生後早期の環境に強く影響される」という概念であり、妊娠前からの栄養・生活習慣の重要性を示すものです。本プロジェクトは、この考え方を若い世代の女性だけでなく男性にも広め、プレコンセプションケア(妊娠前からの自身の健康への向き合い方)について、Instagramを通じて情報発信することを目的としています。
慶應義塾大学医学部・日本女子大学・福島県立医科大学との4大学連携プロジェクトであり、医学・栄養学・助産学を学ぶ学生たちが、同世代へ向けてそれぞれの専門性を活かした発信を行っています。

 レシピ開発・動画撮影・Instagram発信(通年)
本プロジェクトの中心的な活動が、レシピ動画の制作と発信です。
月1回のミーティングでレシピを検討し、年4回の撮影を行っています。

開発するレシピでは、鉄・カルシウム・食物繊維・葉酸・ビタミンDのいずれかを基準値以上摂取できることを基本方針としつつ、特別な食材や調理技術を必要とせず短時間で作れることを重視しています。主食・主菜・副菜・おつまみ・おやつとジャンルも幅広く、季節感も意識して投稿しています。
レシピ動画は @dohad_recipe にて公開中です。ぜひご覧ください。

開発したレシピを撮影する際は、各工程をコマ撮りで撮影します。光量や影に注意し、完成写真の撮影時には料理がよりおいしく見えるよう試行錯誤しています。Instagramで発信する際には、キャプションにレシピのアピールポイント材料・作り方を掲載し、誰でも簡単に応用して作れるよう工夫しています。

こども体験型ギフト企画(8月)
クラウドファンディングのご支援者へのお礼として、体験型イベントを開催しました。腹腔鏡・妊婦体験・胎児エコーなど多彩なブースの中で、本学科学生は「3色食品群を使った献立作り体験」を担当。参加者からは「普段の食事を振り返るきっかけになった」との声が多く寄せられました。参加頂いたお子様には修了証書と、どどメシプロジェクトで発信した料理のレシピブック集をプレゼント。子どもたちに食品やお料理のお話をする中で、多くの笑顔が見られ、とても充実した時間となりました。

秋桜祭への出店(11月)
プロジェクト初の飲食出店として、学園祭にて「お茶るこ」を販売しました。さつまいもと粒あん・ほうじ茶を組み合わせたオリジナルスイーツで、食物繊維も豊富。肌寒い秋の日に温かい一杯として好評を博しました。あわせてパンフレット配布によるプロジェクト周知も行いました。

「お茶るこ」は、おしるこをイメージして考案したどどメシオリジナルのスイーツです。白玉の代わりにさつまいもを使用することで、よりヘルシーに仕上げるとともに、あんこの甘さとほうじ茶の香りが楽しめる和スイーツです。また、さつまいもや粒あんを使用しているため、食物繊維をしっかりと摂取できる点も特徴です。

「ヘルスケア・レストラン」誌へのレシピ掲載(10〜1月)
日本医療企画社の「ヘルスケア・レストラン」に、医療・介護現場向けのおやつレシピを提案・掲載いただきました。考案したレシピ3品は「黒蜜きな粉仕立てのとろける豆腐スイーツ」「リンゴのマグカップケーキ」「いきなり団子」。学生ならではの感性で、食べやすさと栄養価を両立したレシピです。

2025 Vo.11
2025 Vol.12
2026 Vol.1

台東区プレコンセプションケア座談会(2月)
台東区保健所にて、大塚製薬・台東区保健所・杏林大学医学部と合同で座談会に参加しました。「男性・働く世代・若年層それぞれへの情報発信」というテーマで、企業・行政・大学の三者が意見交換。立場の異なる者が同じテーブルで議論する貴重な機会となりました。

女性の健康セミナーへの参加(3月)
日本橋で開催された「女性のためのヘルスケアセミナー」に展示ブースとして参加。リーフレット配布や来場者との対話を通じ、活動内容を広く紹介しました。
「簡単そうなら作ってみたい」といった声もいただき、プレコンセプションケアへの関心を広げる機会となりました。

今後もInstagram(@dohad_recipeにて、レシピ・健康情報を発信していきますので、ぜひフォローをお願いします。

学生たちは栄養学の学びを活かしながら、社会とつながる実践的な活動を積み重ねています。