2020年3月

韓国留学での学び [2020年03月26日(木)]

<日文便り>

今回は、2019年度後期(9月初旬~12月初旬)に、韓国に認定留学した日文の学生をご紹介します。
留学ならではの貴重な経験と学びを、教えてくれました。


みなさんこんにちは!日文2年の河野です。
今回は私が昨年後期に行ってきた、韓国のソウルにある国民大学での留学生活をご紹介します。

まずは授業についてです。私は週4時間の韓国語の授業に加えて、日韓関係について学ぶ授業や
現代日本の問題を考える授業、山登りのセミナーなど様々な授業を受講しました。
授業はすべて韓国語で行われるため、最初はついていけるか不安でした。しかし、友人の助けを
借りながら授業を受けているうちに、いつの間にか韓国語が聞き取れるようになり、
授業を理解するのに苦労しない程度まで韓国語を上達させることができました。
特に楽しかった授業は、韓国ドラマを見ながら韓国語を学ぶ授業です。一般的なテキストには
書かれていないような、実際に韓国人が使う表現を学ぶことができたので、
とても良い勉強になりました。この授業ではドラマ内のセリフを覚えて発表したり、
他国の人とチームを組んで韓国語のオリジナルドラマを作ったりしました。外国人と
韓国語を通しての意思疎通は本当に大変でしたが、拙い言葉でも一生懸命意見を出し合いました。
私のチームはコメディドラマを作ったのですが、
結果として先生も声を出して笑うほどとても良い作品を作りあげることができました。
また、もう一つ印象に残っている授業は日韓関係を考える授業です。この授業は韓国人の学生と
合同の授業であったため、意見の交換を活発に行うことができました。
日本にいては知ることのできない、現地の学生の意見を知ることができ、貴重な時間になりました。

 
▲授業の様子

次に韓国での生活についてです。私は学期中、学校内の寮に滞在していました。
部屋は4人部屋で、私のルームメイトは日本人2人とロシア人でした。
授業終わりにはルームメイトと一緒にご飯を食べたり、現地でできた友達と
学校内のカフェで勉強したり、休みの日には街に出てショッピングや観光をしました。
韓国にはおしゃれなカフェや雑貨屋がたくさんあるので、そこに行くのが毎週の楽しみでした。

 
 

そして、韓国で私がはまっていたのが、韓国語で映画を観ることです。
最初は『ジョーカー』という作品を韓国語字幕で見たのですが、
難しくて内容がほとんど理解できませんでした。それでも分かる部分が少しでもあると嬉しくて、
もっと挑戦したい!と思い、韓国にいる間、気になる作品が出たら
積極的に映画館に足を運びました。これからさらに韓国語を上達させて、
いつか『ジョーカー』にリベンジするのが目標です!

長期休みには友達と大邱(テグ)に遊びに行ってご当地の料理を食べたり、韓医薬博物館に行って
韓医薬の歴史について学んだりしました。今回の留学の目的の一つは韓国の文化を
より深く知ることでした。ソウルでも刑務所の歴史館に行ったり、
市場で韓国料理を食べたりしましたが、この旅行を通じて、ソウルでは体験できない
地方の文化にも触れることができ、楽しく有意義なプチ旅行になりました。

 
▲大邱の様子

  
▲ソウルの市場と刑務所歴史館

最後に、今回の韓国留学は私にとって語学の上達だけではなく、自分を成長させるうえでも
書ききれないほど多くの素晴らしい経験ができました。
海外での集団生活を通して、文化を尊重し合える思いやりの心を持つ大切さ、
ともに助け合える友人の存在の有難さを改めて実感しました。
また、海外での生活で今まで経験したことのない場面にたくさん遭遇して、自分の視野が
大きく広がったように感じます。これからの目標としては、留学の成果を大学での学びに生かし、
またTOPIK(韓国語能力試験)6級合格のため、より一層勉学に励みたいと思います。

 

2年 河野那奈子

(MR)

卒業に寄せて [2020年03月25日(水)]

<日文便り>

3月16日、124名の卒業生が巣立ちました。
ここで学んだことは、今は気づかなくても、きっと皆さんの糧になっていると思います。

今年は、新型コロナウイルス感染予防のため、記念講堂での式典はできませんでしたが、
HRで卒業証書を授与された晴れやかな皆さんの顔は、とてもまぶしく見えました。
皆さんの、それぞれの場所での活躍を祈っています。


ゼミの卒業生とともに

(MN)

和歌のすすめ [2020年03月24日(火)]

<日文便り>

桜の季節を迎え、新年度も近づいてきました。
いつもなら心浮き立つ季節ですが、今年は落ち着かない日々を過ごしている人も多いかと思います。
さまざまな行事が中止・延期になり、自宅で過ごす時間が増えたという人も多いでしょう。
こんなときは、普段あまり触れることがないもの―例えば和歌―に手を伸ばしてみるのもよいかもしれません。

私がこの季節になると、必ず思い出すのは次の一首です
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」(在原業平『古今集』『伊勢物語』)
世の中に桜というものがなかったなら、春を過ごす人々の心はのどかだろうに。
桜はいつ咲くのか…いつ散ってしまうのか…どうしても気になってしまうという気持ち、
花見に出かける現代人にも理解できるものでしょう。

『百人一首』でも「桜」を取り上げた和歌は何首かあります。

・花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(小野小町)
・ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ(紀友則)
・いにしへの奈良の都の八重桜今日九重ににほひぬるかな(伊勢大輔)
・もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし(前大僧正行尊)
・高砂の尾の上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ(権中納言匡房)
・花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものは我が身なりけり(入道前太政大臣)

昔の人は桜を見て、何を思っていたのでしょう。
ぜひ和歌の意味を確認してみてください。
現代を生きる私たちが思うことと意外と似ていることに気づくはずです。

(TN)

TOEIC受験の体験談 その② [2020年03月23日(月)]

<日文便り>

今回は前回に引き続き、実際にTOEICを受験した学生からのメッセージを紹介します。

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私がTOEICを受験しようと思ったのは就職活動を有利に進めたかったからです。
しかし、元々私は英語が苦手で大学1年の時に受験したTOEICのスコアは385点でした。
今ではスコア710点を取得していますが、約2年で300点以上スコアを上げることができたのは
「留学」というモチベーションが大きかったと思います。
私は大学2年の後期に約半年間ボストンへ留学しました。
留学したことで英語力はもちろん、会話力もかなり上がったと思います。
周りには勉強熱心な英語コミュニケーション学科(以下英コミ)の子が多く、
自然と「私も頑張らなくては、英コミに追いつかなければ」と思うようになりました。
そのため私は授業以外でも先生や英コミのクラスメイトと英語で会話する時間を設けるなどして、
毎日欠かさず英語に触れていました。
また、語学だけではなく異国の文化や習慣、考えを学ぶことで視野も広がったと感じています。
これらのことは留学をしないとできなかったことだと思います。
TOEICに関して言えば、留学しなくてもスコアは上がります。
実際、私は留学をして会話力は上がったもののTOEICのスコアはまだ500点程度しかなく、
700点を超えたのは留学から帰って約半年後でした。
私は留学から帰ってきた後、TOEICのスコアを上げるために授業やアルバイトがある日でも
毎日最低5時間は英語の勉強をしていました。
このぐらいしていれば誰でも半年で700点は超えます。
ただ、私が毎日英語を続けることができたのは留学での経験や、
留学によって英語の楽しさを知ったおかげだと思います。
留学から帰った今でも、私の考えや行動の原動力・モチベーションには必ず留学が絡んでいます。
現時点で留学をするか迷っている方もいるかと思いますが、迷わず留学してください。
奨学金を貰ってでも留学するべきです。前述した通り留学をしなくても英語力は上げることができますが、
留学をすることでしか得られないものは多くあると思います。
異国の文化や考えなどに触れ、様々な人と関わるという経験は自分の将来を作り、可能性を広げてくれます。
また、留学をする気がない方も是非TOEICは受けてみてください。
日文に所属しつつ英語ができるというのは就職活動で必ず強みになるはずです。
私も今以上に英語の学習に力を入れ、これから始まる就職活動に臨みたいと思います。

  

(日文3年 室林圭)
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(UR)

 

TOEIC受験の体験談 その① [2020年03月18日(水)]

<日文便り>

日文には、日文生を対象としたTOEICの補助金・報奨金制度があることを知っていますか?
UP SHOWAでも掲載をしているのでここでは詳細は割愛しますが、
TOEICを受けた場合、学科では全額または一部を補助します。
また、650点以上のスコアを取った学生には報奨金も出しています。

今回は実際に制度を利用した学生からのメッセージを紹介します。
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私がTOIECを受験した主な理由は、
今志望している業界(企業)でTOEICのスコアが必要とされているからです。
また提示されているスコアよりも、出来るだけ高いものを取ろうと考え、何度か受験しました。
はじめは中々納得のいくスコアが取れませんでしたが、
同じ業界を目指す友人に勉強法を教えてもらいました。
性格が負けず嫌いなのもあり、自分も彼女のようにもっと高いスコアを取ろうとやる気が出ました。
結果として、1年生の時のIPテスト後に2回受験して3年後期までに135点上がりました。
英語の学習とはしばらく離れていたため、オンラインの英会話を活用し主にリスニングの対策をしていました。
実際に受けてみるとリスニングは思っていたよりも聞き取れたのですが、
リーディングでの文法問題に苦戦し、合わせて単語力の無さも実感しました。
志望する業界が明確になったのが3年生になってからであった事と、
加えてその業界の就職活動に必要である事が判明し、
気が付いた時には受験出来る回数もかなり限られていました。
TOEICは何度も繰り返し受験をする事で徐々にスコアを上げられると思います。
是非早いうちに日文の報奨金制度を活用して、就職活動に活かしていくべきだと思います。
応援しています!
(日文3年  松田彩絵)
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(UR)

 

2019年度卒業式 [2020年03月16日(月)]

〈日文便り〉

新型コロナウイルスの影響で創立者記念講堂での式典がなくなり、
学科、専攻での学位記授与のみとなった今年の卒業式。

想像していた卒業式とは随分違ったかもしれませんが
それでも学生にとって特別な一日となったに違いありません。

共に学んできた仲間や先生との別れを惜しみながらも
すでにそれぞれの新しい道に向かって歩き始めている
卒業生の希望に満ちた表情がとても印象的でした。

卒業パーティー実行委員のみなさん。
パーティーは残念ながら中止となってしまいましたが
何から何まで、本当に一生懸命計画・準備をしてくれました。
ありがとうございました!

皆さんのこれからの新しい門出を日文教授室一同心よりお祈りしています。

いつでも日文へ遊びに来てくださいね!
ご卒業おめでとうございます。

(IR)

ご卒業おめでとうございます [2020年03月16日(月)]

ご卒業おめでとうございます。

卒業生の皆さんに、日本語日本文学科の先生方、助手さん方からお祝いのことばが届きましたので、お知らせします。

卒業おめでとうございます!みなさんのエネルギッシュな活躍にエールを送ります。
ステキな人生を!
青木 幸子

無限の未来が広がっている、と思ったら大違い。人生など存外に短いものです。加えて、
これからは大変な時代になりそうですね。ぼぉーっとしてないで、しっかり生きるんだよ。
市川 清史

忙しい毎日の中でも、仕事以外の【心安らぐ何か】を見つけて大切にしてくださいね。
植松 容子

今後、社会で多様な人と多様なやりとりがあると思います。そのやりとりに、日文での
学びが生かされ、みなさんがやさしい笑顔になっていけることを心から願っています。
いつも心に笑いを。
大場 美和子

御卒業おめでとうございます。健康とご多幸を祈念し、実りある出会いが多く訪れます
よう願っております。
烏谷 知子

ご卒業おめでとうございます。これからどんな状況の中でも自尊と自信を忘れずに素晴ら
しい人生を送って下さい。
胡 秀敏

これからの新しい環境は、1年のときの学寮がまた始まるようなもの。不安も戸惑いも
あるでしょうが、時間を重ねたら、同じ環境、同じ人との毎日でもどう変わるか、
今なら想像がつくはず。⊂(-╷-)⊃
須永 哲矢

大学で得たさまざまなことを活かし、自分らしく輝けますように。応援しています。
丹下 暖子

世界がこんなに繋がっているんだと認識している今日この頃。この繫がりを可能性と
力にかえて21世紀を逞しく生きていってください。
西川 寿美

皆さんの晴れ姿は、文学的想像力で見えていますよ。どうぞ、もっと晴れやかな人生を。
笛木 美佳

4年生のみなさん、これからのご健康とご多幸とご活躍をお祈りしています。A組のみなさん、
明日からは私はCAではなくあなた方の同窓生です。どうぞよろしく!
福田 委千代

この世は知らないことだらけ。だから一生、勉強する。学んだことは、いつか役立つ。
嶺田 明美

これからの、様々な出会いを大切にしてください。あなたの人生を豊かにするものと思います。
山本 晶子

どんな形でも良いので、本を楽しみながら読み続けて欲しいと思います。
山田 夏樹

結果を焦らず、一歩ずつ前進して行ってください。努力は必ず実を結びます。
横山 紀子

ご卒業おめでとう。いつでも「小さいもの」「弱いもの」へ思いを懸ける人になって
ほしいと願っています。
吉田 昌志

ご卒業おめでとうございます。自分を信じて、後悔のない人生を歩んでください。
上原 里菜

3月16日、学園に美しい花々が咲きました。実りがとても楽しみです。皆さんの豊かな
人生を応援しています!
川口 華織

人生はまっすぐにはいかない…しかし、その蛇行は面白いものでもあります。
熊澤 隆仁

今まで学んだこと全てを種にして、自分の人生の花を咲かせてください。
森園 美帆

一つひとつのことばを胸に、それぞれが新たな道をしっかりと歩んでいってください。
皆さんのご活躍を心から祈念しています。

日本語日本文学科学科長
山本 晶子

授業風景「中古文学ゼミ」源氏絵貼交屏風 [2020年03月11日(水)]

〈授業風景〉

令和最初の年末に、図書館で大型古典作品として購入された六曲一双の「源氏絵貼交屏風」を観覧し、王朝の雅な世界に魅せられました。屏風には豪華な金地に小型源氏絵(約15×13cm)四枚と五枚を交互に配して、六曲一双で、ちょうど『源氏物語』五十四帖から各一図、金銀泥彩色画面の源氏絵五十四枚が貼られています。
このような小画面源氏絵屏風は多くの場合、物語の順序を追って貼り付けられるが、本図書館の屏風は、物語の順に配される場合とそうでない場合があります。例えば、右隻第一扇はまさに「桐壷」「帚木」「空蝉」「夕顔」と並べられていますが、第二扇も「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」の順につづくはずですが、「若紫」と「紅葉賀」の間に「末摘花」の代りに、「玉鬘」衣配りの場面が挿入されています。また、第四扇には「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」、いわゆる「匂宮」三帖が挟まれており、第五扇と第六扇には殆ど宇治十帖で占められているなど、興味深い場面配置を見せています。
五十四帖にも及ぶ長大な物語のなかから、画家がどの場面を選び、文字による情景描写がどのように視覚化されたのか、画面構成と人物描写はもちろん、屏風における場面配置の意図にも画家の様々な思いが込められているはずです。その思いを読み解くのが中古文学ゼミ最大の楽しみとなっています。
(S.H)

中古文学ゼミでは、各自源氏絵を一場面取り上げ、描かれているものを読み解く研究を行っています。まず場面に該当する原文を探し出して精読し、その上で源氏絵の解釈に移ります。源氏絵に描かれているものは本文で語られていることと全て一致するわけではありません。本文に描写があるのに絵に描かれていないもの、という問題がゼミ内で多数ありました。結論から言うと、絵師がわざと描かなかったという解釈に至ったのですが、なぜ描かなかったかを考える時間はとても充実していました。当時の人々にとっては場面を見ればわかることや、暗示させるもののみが描かれていたことに気付いた時、あらためて源氏物語の情趣と源氏絵の奥深さを実感しました。(T.I)

絵を通しての研究は、本文から研究していくよりもその場面においての重要な事柄が見えやすいところがあり、研究をしていて大変面白く感じました。また、同じ場面を描いた源氏絵と比べてみると、人物の配置が左右逆にするなど構図が違うものや、描かれている花の種類が異なったりするところからは、描き手の源氏物語に対する解釈の違いなどが読み取れるところも大変興味深く感じました。大学の図書館で、実際に私達の課題であった屏風絵も見ることができたのは、大変貴重な機会であったと共に、絵の貼り方、貼られている順番について考えることができ、より深い学びへと繋がりました。(H.N)

「耳をふさぐ、その前に――。」 [2020年03月10日(火)]

〈受験生の方へ〉

3月も中旬、コロナウイルスに対する不安とも闘いつつ、受験の総仕上げをしていらっしゃる方もいるでしょう。続く高校2年生の中には、3学期の期末テストがなくなり、評定と新たな向き合い方をしなければならなくなった方もいることでしょう。
大きな事故、事件等が起きた時、どう対処するのか、そこに人間の真価があらわれます。
不本意な状況が訪れた時、「だから言ったでしょう」「ああすればよかったのに」と言われれば、
誰でもムッとして、耳をふさぎたくなります。私もその一人です。

しかし、「朝日新聞」2020年3月1日(日)朝刊の記事に、はっとさせられました。
編集委員・福島申二氏「〈日曜に想う〉お友達より、持つべきは敵」です。
国会で批判され、ムッとした首相の態度に対する文章の中で、次のように述べています。

たしかに、「持つべきものは友」である。しかし「敵」というのもそれに劣らず大切だ。
大劇作家シェークスピアはさすがに人間通らしく、喜劇「十二夜」の道化役に「持つべきは敵」
だと語らせている。セリフが振るっている。

 

〈だってさ、友だちはおれをほめあげてばかにするが、敵は正直にばかだと言ってくれるんでね〉。
続くセリフが、ずばり真を突く。
〈つまり敵によっておのれを知り、友だちによっておのれを欺くってわけだ〉(小田島雄志訳)

 

これは、受験のひとコマ、ひとコマ、日々の積み重ねのひとコマ、ひとコマにも
活きてくる言葉だと思います。――なかなか難しいことですが。

9階の私の研究室から見えた夕暮れ時の富士山
強い北風が吹く中、神々しい姿でした

(FE)

インドネシア ガジャ・マダ大学での日本語教育海外実習レポート① [2020年03月04日(水)]

〈日文便り〉

2月16日から29日の間、
2名の学生がインドネシアのガジャ・マダ大学で日本語教育の海外実習を行いました。
国際交流基金の大学連携「日本語パートナーズ」として派遣されました。

現地では、Vocational Collegeの2,3年生を対象に、先生方の日本語授業補助の他、
日本文化の授業で着物を紹介し、浴衣の着付けと書道実習も行いました。
実習授業では、学習者が漢字に興味を持つよう工夫した指導を心がけました。

現地の先生方は、本学学生の滞在に合わせて、
プロジェクトワークという時間をかけて行う総合的な日本語学習の機会を設定してくれます。
今期は、インドネシアの歴史や名所を日本人に紹介する動画をグループで作成するというもので、
実習生も参加しました。
現地の学生にとっては学んだ日本語を総動員して発信する機会となりますが、
実習生にとっても海外で日本語を教える時に現地の歴史や文化を知り、
異文化を尊敬する気持ちをもつことが大事であると認識する機会になったようです。

「最後の報告会は、お互いに学び合ったことが分かる本当に感動的なものでした」
と現地で指導した先生からお言葉をいただきました。

海外実習の指導・準備は大変ですが、参加学生が大きく成長する機会になることを実感しています。
二人の実習生をあたたかく受け入れてくださったガジャ・マダ大学Vocational Collegeの先生方と学生の皆様に心より感謝申し上げます。

実習生による報告は別の記事で行います。

(NS)