2016年12月

歴文生応援リレートーク No.4 柳川亜美さん [2016年12月26日(月)]

歴文生から受験生の皆さまへ。受験シーズンがおわる3月末まで、毎週月曜日に手書きの激励メッセージをお届けします。

歴文2年生の柳川亜美さんから受験生のみなさまへのメッセージです。

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柳川さんは右から2番目。文化財保存修復額基礎で漆素材を用いた実習をおこなったときの写真。

柳川さんは右から2番目。文化財保存修復学基礎で漆素材を用いた座学と実習をおこなったときの写真。

【歴文生から歴文生へのバトンタッチ】

柳川さんから吉岡さんへの返信

吉岡先輩!オープンキャンパススタッフではとってもお世話になりました!初めてのスタッフということ、同学年がいないことなどで不安や緊張ばかりでしたが、フレンドリーに話しかけてくださって、楽しかったことをすごく覚えています。今でも会うたびに声をかけていただき、ありがとうございます!まだまだ先輩とお話がしたいので、これからも仲良くしてくださると嬉しいです(*^^*)

柳川さんは小尾香菜子さん(2年生)を紹介して下さいました。

柳川さんから小尾さんへの伝言

リレートークを次、誰にまわそうかなって考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが小尾ちゃんでした。引き受けてくれてありがとうね!
小尾ちゃんは秋桜祭実行委員からサークル、沢山の所に積極的に参加していて、すごいなーって思ってます。私には出来ないことなので、尊敬してる!!
授業で会うことが多くなってから話せる機会が増えて嬉しいよ!これからも仲良くしてください!*\(^o^)/*

次回は1月2日(月)の予定です。小尾さんからの手書きメッセージもお楽しみに!

リレートークをまとめて読みたい方は、こちら

アウシュビッツの今昔 [2016年12月20日(火)]

歴史文化学科1年のO.Aです。私は今回、10月5日に朝日新聞で掲載された渡辺丘さんの「ホロコースト教育 岐路」の記事を読み、主題に挙げられているアウシュビッツと現地で触れた経験をふまえ、自分の考えを述べたいと思います。勉強不足ですが読んでいただくと幸いです。

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私がアウシュビッツを訪れたのは4年前の春でした。日本では桜が咲いている時期なのにもかかわらず、ポーランドのクラクフの空港に着いたとき飛行機の窓から雪が降っていているのが見えて、驚きを隠せませんでした。ポーランド入国の次の日に幼いころからの念願であったアウシュビッツ・ビルケナウ収容所に行くことができました、当時の私はホロコーストに関する様々な本を読んでいるからアウシュビッツを知り尽くしているというとても傲慢な考えを持っていましたが、やはり肌で感じる情報量は本の情報よりはるかに多く、初めて知ることに驚愕しました。例えば囚人は点呼のために長いときは一時間以上外で立たされていると聞いてもガス室ほどあまり深刻にとらえられたりしませんが、靴下を三枚重ね履きして厚いコートを着た私でさえ外にいた数時間で頭痛を起こすほどの寒さの中、パジャマのような薄い囚人服に粗末な木靴で彼らが外に立たされていると思うと意識が遠のく思いでした。また立ち牢と呼ばれる90cm×90cmの狭いスペースに四人が押し込まれる牢を見たとき、思った以上に狭い空間と周りを囲っているレンガを見てこのようなものをよく思いつき、造れる人間の愚かさに怒りを覚えました。また展示室ではぎとられた彼らの私物の中で名前の書かれた鞄はとても衝撃的でした。その鞄を見ると彼らはアウシュビッツに送り込まれる前には人生があった、なのにホロコーストが全てを奪った、アウシュビッツはもう二度と起こしてはいけない、人の人生を奪うようなことは繰り返してはならない、と強く思った瞬間でした。

アウシュビッツでは負の遺産の恐怖とともに、今後のアウシュビッツの課題を突き付けられた気がします。まず第一に見学者の中で東洋人と黒人の少なさです。東洋人は私が入っているツアーのメンバーと旅行で来た日本人女性2人しか見かけませんでしたし(日本人は高齢者が多く、若者があまり訪れないという問題もあります)、黒人とアラブ人は皆無でした。ポーランドまで行く旅費がないこともあるでしょうが、やはりまだアウシュビッツの情報がそんなにヨーロッパ以外の国々に浸透していないのと、ホロコーストまたはアウシュビッツが政治的なやり玉に挙がっているのが原因で感情的になってしまう国々が多いのではないかと思いました。他にも展示品が多く置いてあるアウシュビッツ1号館は、見学者が非常に多く並ばなければ見れない展示もあったのに対し、囚人たちが実際使っていたバラック(バラックの壁の木材は戦後周辺に住んでいる人々に持ち去られてしまったので現在残っているものは厳密には復元)と爆破されたガス室と記念碑があるアウシュビッツ2号館・ビルケナウ収容所はイスラエルの国旗を持ったイスラエル人の見学者しか見られませんでした。展示物だけではなく、囚人たちが実際にいたバラックや、トイレ、ベットも見てほしいと思いました。

アウシュビッツからでるとポーランド人のガイドさんがオシュフィエンチムの街について色々語って案内してくださいました。オシュフィエンチムは200年間オシュフィエンチム公国の首都であり、とても古風で美しい町でした。このような美しいところからあまり離れていないところにアウシュビッツ収容所があるのが想像できないくらいでした。ですがアウシュビッツの傷跡は想像以上に街の人々に影響を及ぼしていました。例えば観光客は来るが、アウシュビッツ収容所に来たらすぐ帰ってしまうことや、観光客がアウシュビッツを気味悪がってホテルがあまりできないことや、収容所の近くに教会を造ろうとして反対されたりと、オシュフィエンチムの方々の不満は結構大きいです。オシュフィエンチムとアウシュビッツが共存するためには課題が多いと感じました。

本題の「ホロコースト教育 岐路」ではイスラエルの高校生3割がアウシュビッツ収容所を訪れていると書かれていました。しかしアウシュビッツ収容所を訪れることで若い学生が感情的な影響を受けやすいことや、愛国心教育がつよすぎるという理由で中止する学校が出始めているらしいです。それはドイツでは市民からの運動で収容所訪問に対する歴史教育が起こっているのに対しイスラエルでは政府主体で政治色が強いのが原因でないかといわれているらしいです。実際イスラエルの政治家が政治状況とホロコーストを絡める発言が多いそうです。アイヒマン裁判があるまでイスラエルの中でホロコーストがタブー視されていた歴史から見ると皮肉なものです。しかし私はアウシュビッツ収容を若いうちに訪れるべきという意見には賛成です(イスラエルの国家の重要性を理解するためという考えは考慮にあまり含まれませんが)。それはやはり現地を直接訪れ、肌で感じることはとてもいいことであるし、本や映像だけでは知ることのできない情報を得ることができると思うからです。自分自身も(アウシュビッツとはルーツが無縁ですが)ショックは大きかったですが、その分人間とは何か、なぜこのようなことができたのか、なぜ周りがそれを許したのか、と深く考えることができました。犠牲者を憐れむだけではなく、未来の犠牲者を生まないために我々は何が原因であったと考察し、行動しなければならないと思いました。

この記事を書いている間にアメリカでは、トランプ氏が次期大統領に決まりました。彼は演説で不法移民は追放すると言っていました。忘れてはいけません、ナチスの最初の段階はユダヤ人追放でした。悪い方向に行けば70年前と似たようなことが起こるかもしれません。そのことを防ぐためにも歴史を知り、考えなければならないと思いました。

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写真:小野寺拓也先生撮影

受験生応援リレートーク No.3 吉岡伽奈子さん [2016年12月19日(月)]

歴文生から受験生の皆さまへ。受験シーズンがおわる3月末まで、毎週月曜日に手書きの激励メッセージをお届けします。

歴文3年生の吉岡伽奈子さん(小泉ゼミ所属・日本考古学)から受験生のみなさまへのメッセージです。

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右が吉岡さん。東明学林での学寮研修(2年次)でのドッジボール大会のときの写真。大活躍で準優勝でした笑

【歴文生から歴文生へのバトンタッチ】

吉岡さんから弓削田さんへの返信

ゆげちゃんにはほんっっっとうに色々お世話になりました!今年の有志では特にゆげちゃんの存在に救われたし癒された 😆  ゆげちゃんがいなかったら今年の有志の秋桜祭参加は無かったかもしれないし、沢山のフォローにこちらこそ感謝してます!ありがとう!
思い返すと確かに色んな所で関わりがあったなってちょっとびっくりしました、、、笑
こちらこそこれからもよろしくお願いしますーー!

吉岡さんは柳川亜美さん(歴文2年)を紹介して下さいました。

吉岡さんから柳川さんへの伝言

あみちゃん!オープンキャンパスのスタッフとして初めて会って、3年生3人の中で1人だけ2年生という環境の中、一生懸命作業して私達とも沢山話してくれて凄く楽しい1日を過ごせたのでまた関わりたいなーと思って次の相手として声を掛けさせて頂きました!引き受けてくれてありがとう 😆

2年生とは学寮も一緒じゃないし、中々関わりがない中であみちゃんと知り合えたのは凄く嬉しかった!あんな短い時間だったに仲良くしてくれてありがとう!これからも授業前とか声掛けたりすると思うけどよろしくね〜〜!

次回は12月26日(月)の予定です。柳川さんからの手書きメッセージもお楽しみに!

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ショウタ4才がんばります [2016年12月16日(金)]

懸命に背伸びをしながらドア越しに外を見ている男の子が、時折、「ショウタ4才がんばります」と独り言をいう。(おお、ショウタ君、4才か。なんだかわかんないけど、がんばれ)と私は心の中で応援した。また、また、また言った。「ショウタ4才がんばります」今度は力強い。と、振り向いて、「お母さん、10両連結だった」と言った。スマホに熱中するお母さんは、「10両だった。エライね、また教えて」と応じた。ショウタ君は通過する快速の車両数を数えていたのだった。どうやら10両以上数えられると意気軒昂になるようだ。ショウタ君はまた背伸びをしながら快速の通過を待ち構えている。

亀戸駅で停車した。ドアが開いたままだ。「錦糸町駅で線路に横たわっている人がいる」からしばらく停車すると車内放送があった。乗客は多くはなかったが、それでも「線路に横たわっている」という説明に反応してあれこれと推量を口にしていた。

さてショウタ君、駅名看板を読みだした。

「か・め・い・ど」(おお、平仮名も読めるのか。10両だとか、連結だとか知ってるし、すごいぞ。)

「亀〈かめ〉。…お母さん亀の次の字なあに?」 (亀が読めるのか。すごいぞ。でも)

「戸〈と〉」とお母さんは相変わらずスマホがてらに答えた。

「かめ・と」「かめ・と?」

「お母さん、〈い〉は?」

「亀・戸と書いて、かめいど、と読むの」

「いつから?」

「昔から」

「かめと・かめいど・むかしから」「かめと・かめいど・むかしから」

ショウタ君は小さくつぶやいていた。

4才ショウタ君はすごい。亀が読めて、戸が読めなかった不思議な4才ショウタ君。感動ものだ。頭が下がる。わたしは小学校入学式前夜まで平仮名書きの自分の名が読めなかった。父親がどこからか「あいうえお」積み木を借りてきて一字ずつ覚えさせようとしたが駄目だった。出来の悪いアホだったのだ。4才ショウタ君に刺激されて下車して天神様にお参りに行った。少しは賢くならねば。

太鼓橋を渡っているうちに、ついでに散歩しようと思いついた。香取神社と伏見稲荷を拝んで、臥龍梅の梅屋敷跡に行った。「ここで、お露は新三郎を見染めたんだったな。むかしは若い二人の出会いにも風情があったんだ」「一茶も子規も来たんだ」などと一人愉しんだ。ゴッホも真似た広重の絵が説明版に載せてある。なら北斎にも挨拶しなければと少し歩いて祐天上人を拝み、芥川や左千夫も遊んだ柳島の妙見様・法性寺の北斎墓に詣でた。しばらく来ないうちに境内はずいぶんと整理されていた。門前の西十間橋の上にはスカイツリー撮影用の高価なカメラだけが並んでいる。はてさて次はどう行こう? 能勢の黒札海舟様か押上春慶寺の左馬之助かと迷って、結句春慶寺脇のいなり寿司を土産にするという理由をつけて春慶寺にお参りした。ここはスカイツリーのてっぺんも仰向けに寝っ転がらねば見えないなと思っていたら、実行している人がいたので驚いた。

4才ショウタ君に刺激されて、ちよっと寒かったが古希老人はがんばって歩いてしまった。

(仏教文化史担当・関口静雄)

 

受験生応援リレートーク No.2 弓削田彩香さん [2016年12月12日(月)]

歴文生から受験生の皆さまへ。受験シーズンがおわる3月末まで、毎週月曜日に手書きの激励メッセージをお届けします。

歴文3年生の弓削田彩香さん(大谷津ゼミ所属・民俗学/芸能史)から受験生のみなさまへのメッセージです。

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秋桜祭の歴文有志企画の打ち上げの写真。弓削田さんは後列左から3番目。来週書いて下さる吉岡さんは後列左端。

【歴文生から歴文生へのバトンタッチ】

弓削田さんから稲川さんへの返信
メッセージありがとうございます!
私も、椎葉巡見を通して稲川先輩と沢山お話しが出来てとても嬉しいです!
また、大谷津ゼミでの授業のことや卒業論文についてなど色々と教えてくださり、いつもありがとうございます!
これからも、よろしくお願いしますヽ(*’▽’*)ノ♡

弓削田さんは吉岡伽奈子さん(3年生・小泉ゼミ)を紹介して下さいました。

弓削田さんから吉岡さんへの伝言
伽奈子ちゃん!歴文リレー引き受けてくれてありがとう!
伽奈子ちゃんとは1年の時に出席番号が前後で、基礎ゼミ、学寮など何かと一緒になることがあり、仲良くなりました。
また、1年から3年まで秋桜祭の歴文有志企画では、伽奈子ちゃんに買い出しや会計など沢山のことを手伝ってもらいました!いつもいつもありがとう!!感謝してます٩(ˊᗜˋ*)و
ゼミは私は大谷津ゼミ、伽奈子ちゃんは小泉ゼミで違うけど、これからもよろしくお願いします!笑

次回は12月19日(月)の予定です。吉岡さんからの手書きメッセージもお楽しみに!

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西洋史ゼミ・『ヒトラーの忘れもの』試写会&ディスカッション [2016年12月10日(土)]

 

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昨日(12月9日)、西洋史ゼミの3&4年生と、私の授業を複数とっている2年生、あわせて17人が集まり、今月17日に全国公開される映画『ヒトラーの忘れもの』の試写会とディスカッションを行いました!(映画の公式サイトはこちら

いや~、この企画は本当に楽しかった!!!
うちの学生はこんなに素晴らしかったのか!と今更気づかされるような、私にとっても貴重な機会となりました。
配給会社の方々も、「作品をすでに何回も見ている自分たちも気づかなかったようなことまで指摘してもらえて、本当に感動した」とおっしゃっていましたが、学生のみなさんの繊細な感性、細部の表現への鋭い着眼、登場人物への深い感情移入、よく考えられた洞察など、私もいたるところで感心させられました。
明けて一晩経ってもまだ興奮が冷めやらない状態ですが、映画のネタバレにならない範囲で、当日の様子をお伝えしたいと思います!

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そもそもこの企画は、「女子学生の感性に直接触れてみたい」ということで、配給会社キノフィルムズの方にオファーをいただいて実現しました。
私としても、物事を深く考える入り口として、メディアに対する批判的なまなざしを訓練する手段として、そして(とくに教職を取っている学生には)歴史を社会に広く伝えていくためのツールとして、歴史に関する映画を題材として扱うことには、以前から強い関心がありました。

ですので、一も二もなくオファーをお受けしたのですが、一つだけ不安な点もありました。
素直、真摯、真面目にテーマに取り組むことにかけては、歴文の学生は本当に素晴らしいのですが、映画を見終わった直後に発言するという「瞬発力」に関してはかねがね心配していることもあり(そのため歴文では、さまざまな機会をとらえてKJ法やディベートといったグループワークに取り組んでいるのですが)、活発な意見が出るのかなと、試写会の前は心配していました。

しかしそれは、まったくの杞憂だったのです!
こちらも感心させられるような意見が、次から次へと出ること出ること!

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以下、ネタバレにならない範囲で主な感想をご紹介しますと、

・ドイツ人への憎しみという怒りの矛先を、どこに向けるべきなのかということを考えさせられた。誰が責任を取るべきなのか。

・憎しみという感情は、戦争が終わったとしてもそう簡単には取り除けないということを実感した。

相手をドイツ人としてみるか、一人の人間として見るかということが問われていると思った。

直にふれあうことで、人の感情は動くのだと思う

・人間というのは直接関わらないと、本当のところは結局分からない。人間の想像力とは非常に乏しいものなのだと思った

・人々がドイツ人を憎んでいたのは当然のことだと思うが、目の前のドイツ人とふれあって「かわいそう」という気持ちを持つことも当然のことであって、感情には正解がないというふうに感じた

人を憎み続けることも難しいが、信頼し続けることもまた難しいのだと思った

戦争を直に経験しなかったがゆえに憎しみを全く知らない世代というものに、希望があるのかもしれないと思った

といった感想が、ありました。

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また、少年兵たちが昆虫やネズミたちまでペットとして飼ったり名前をつけていたりしているシーンに注目を寄せた学生もいました。「人間は、愛を与える存在が必要なのだと思った」という鋭い感想も。

また、主人公の軍曹が一人でいるときとみんなでいるときの様子の違いに着目し、その孤独さや葛藤に着目した学生もいれば、登場人物の双子を自分と弟の関係に重ね合わせ、その心情を鋭く読み解いた学生もいました。

 

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このような鋭い意見が出てくるものですから、私も楽しくて楽しくてしょうがなかったんですが、中にはさらに、映画の中での青空と雲が持つ意味、砂がストーリー展開において与える効果、虫に対する少年兵たちの態度といったものを丁寧に読み解く学生もおり、本当に驚かされました。

そして最後には、ドイツ人を被害者として描くということの意味についても、様々な意見が出されました。
ナチス・ドイツというと、加害の側面ばかりが知られているけれど、ホロコーストにおいて対独協力した国々が少なくなかったことが分かっている現在、こうした側面についても人々が知る必要がある、そのためには映画はとてもよい手段である、デンマークにもこうした薄暗い過去があることを知って衝撃だった、などなど。

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この貴重な機会を通じて、私も改めて学生の皆さんから教えてもらったことがあります。
それは、社会の様々なことについて数多くの知識を持つことは大事だし、必要だけれども、しかし目の前の対象に対しては、そういう前提知識はいったんおしゃかにして、まっさらな気持ちで向かい合う必要がある、ということです。
知識は時として、対象そのものと向かい合うことを邪魔することがあります。
手持ちの知識の枠組みの中に対象をはめ込んでしまい、対象それ自体をきちんと理解できなくなることがあるのです。
しかし今回、学生の皆さんはまずは映画にまっすぐに向かい合い、そこから何を学べるのかを一生懸命考えてくれました。
そうすることで、映画を何度も観た配給会社の方ですら気づかなかったような視点や論点を得ることができたわけです。

このような機会を与えていただいたキノフィルムズには、改めて深く感謝申し上げます。

受験生応援リレートーク No.1 稲川瞳さん [2016年12月05日(月)]

歴文生から受験生の皆さまへ。受験シーズンがおわる3月末まで、毎週月曜日に手書きの激励メッセージをお届けします。

歴文4年生の稲川瞳さん(大谷津ゼミ所属・民俗学/芸能史)から受験生のみなさまへのメッセージです。

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右が稲川さんです。「伝統文化の現場」の授業で、お正月のしめ縄飾りを作ったときの写真です。

【歴文生から歴文生へのバトンタッチ】

稲川瞳さんから松田忍(歴文教員・日本近現代史)への返信

松田先生、ご紹介ありがとうございます。
松田先生はお忘れになっていらっしゃるかもしれませんが、歴文で初めて話した先生は高3のときにAO相談をして下さった松田先生です!笑
なので1番長い付き合いかもしれません!笑
松田ゼミ生じゃない私ですが、就活対策や資料整理などたくさんお世話になりました。
本当に楽しかったです!
これからも歴文を盛り上げてください 😆

稲川瞳さんは弓削田彩香さん(3年生・大谷津ゼミ)を紹介して下さいました。

稲川瞳さんから弓削田彩香さんへの伝言

弓削田ちゃんとは椎葉巡見を通して仲良くなりました!
後輩と仲良くできるのはとても嬉しいですね〜 😳
しっかり者で可愛い弓削田ちゃんは椎葉巡見にとって大切なメンバーです!!
これからも巡見&大谷津ゼミを引っ張っていってください!

受験生応援リレートーク、次回は12月12日(月)の予定です。弓削田さんのメッセージもお楽しみに!

リレートークをまとめて読みたい方はこちら

受験生応援リレートーク企画はじめます! [2016年12月01日(木)]

受験生のみなさま、こんにちは。昭和女子大学歴史文化学科の松田忍です。

12月に入りまして、いよいよ受験シーズンも差し迫って参りました。

出願や試験が近づいてくると心が焦るばかりで勉強が手につかないこともあるかと思います。そういうときこそ冷静に自分の学力を分析して、着実に学力を向上させていくことが大事です。新しい問題集に次々と手を出すのではなく、使い慣れた問題集で、解けている問題と解けていない問題をしっかり分類して、解けていない問題を1問ずつ解けるようにして、解ける問題の数を増やしていこう!

私がかつて家庭教師のアルバイトをしていたときに使っていた勉強方法を1つ紹介します。

1)カラーラベル(http://www.a-one.co.jp/product/search/detail.php?id=07014)を買ってくる。

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2)もう解ける問題には「緑」、解けない問題には「赤」を貼る。

3)「赤」の問題の解説を読んで一応解き方が理解できたら、「赤」のうえに「白」を貼る。

4)1週間ほど経ってから「白」の問題を解き直して解けたら、定着したということなので「白」の上に「緑」を貼って完了!解き方を忘れていたら、「白」の上に「赤」をもう一度貼って2)からやり直し!

「緑」が少しずつ増えていくと、自信につながると思うよ!焦るときこそ、着実に。受験勉強の鉄則です。

風邪も流行っています。身体にも気をつけて、しっかりとね!

さて!!

一生懸命頑張っている受験生のみなさまを励ますべく、歴文ブログでは受験生応援リレートーク企画を開催します。学科の企画や友人関係でつながっている歴文生に、順々にリレーしながら、12月から受験シーズンがおわる3月末まで、毎週月曜日に、現役歴文生からの手書きの激励メッセージをお届けします。

まず初回の12月5日(火)のメッセージは、松田から稲川瞳さん(4年生・大谷津ゼミ・民俗学)をご紹介いたします。どんなメッセージを書いて下さるのか?ご期待くださいませ!

松田から稲川瞳さんへの伝言

この4年間海外研修から椎葉巡見まで、ありとあらゆる企画に参加しまくってくださった稲川さんですが、早いものでもう卒業間近やなぁ。卒論提出まであと40日だけど、頑張ってるか~!?松田としては、被団協文書整理会で下級生をひっぱってくれたり、オープンキャンパスの時に、2人で組んで学科紹介をやったことがいい思い出。オーキャンは本当に楽しかったです。リレートークのトップバッターよろしく! 受験生のみなさんのモチベーションがあがるようなメッセージをお願いします!