4年次ゼミ研修に参加して - 学生の声 – ②

研修3日目午前に共働学舎を訪ねました。そこでの印象は強かったので、まずそのことについて書きたいと思います。共働学舎では、共働学舎がどのようにして出来たか、どのような人が働いているかなどのお話をしていただきました。他にも、チーズを作っているところを見学し、チーズを作る工程を紹介していただきました。
オーナーの宮嶋さんにもお話を伺いました。他国を例に物を作るということが経済的な戦略の一つとして発展していくのに疑問を感じるというお話で、私も宮嶋さんの考えに共感しました。経済的に国を発展させるために遺伝子組換えを用いて品種改良を行っている国もあると聞き、普段から自分が口にするものは、それが安全なのかをきちんと確認しなくてはいけないと感じました。
最終日には今回の研修でお世話になったOGの北村さんも参加されている、十勝キャリアデザインネットワークの方々のイベントに参加させていただきました。女性でも農業をどんどんやっていこうと委員会を立ち上げたり、牛舎に繋がずに放牧し、牧草のみを与え、育てた野生牛の肉を販売している方、自分が子育てをしていた時の経験から病気の子を預けられる託児所を作ったり…と他にも男性に負けないくらい、社会で活躍している女性の方がたくさんいることがわかりました。女子大に通う学生としてはもちろん、一人の女性としても、十勝キャリアデザインネットワークのメンバーの方々のお話は大変勉強になりましたし、私もまだまだ頑張ろうと思えるパワーをいただきました。
初めての十勝で、他にも普段見ることのできないような大規模農場やワイン城にも行くことができ、とてもいい経験になりました。今回見たものや、伺ったお話を残りの学生生活や社会で活かしたいと思いました。

(記事:4年 持田美咲)