2020年4月

【瀬沼ゼミ】4年生の地域環境デザイン論演習をオンラインで行いました [2020年04月30日(木)]

瀬沼ゼミ4年生始動!

こんにちは、瀬沼ゼミ4年の千葉です。

 

昨日の3年生に続き、4年生の地域環境デザイン論演習がオンラインで行われました。

いつも会っていた先生やゼミのみんなとオンラインで授業をするというのはとても新鮮でした!

 

今回のゼミは近況報告からはじまり、卒業論文のテーマについて話し合いました。

地域環境デザイン論演習では、ゼミ生それぞれが対象地域について研究を進めていました。しかし、新型コロナの影響で今まで通り調査をするのが難しくなってしまいました。

そんななかでも、昨年までの調査をまとめたり、オンラインでインタビューを実施するなど、今できる範囲で調査を進めていけるように努めていきたいと思います。

早くコロナが終息して、現地調査ができるのを祈るばかりです…

最後はみんなで記念撮影をしました!(去年ゼミで講読した本と一緒に★)

来月には3年生との合同ゼミも予定しているので今から楽しみです!

 

大学のオンライン授業も1週目が終わり、初めてで戸惑うことも多かったと思いますが、オンラインでも充実した学びができるように一生懸命取り組んでいきましょう!

瀬沼ゼミ4年千葉

【瀬沼ゼミ】地域環境デザイン論演習の初回を行いました! [2020年04月30日(木)]

皆さん、こんにちは。瀬沼ゼミ3年加藤です。

 

さて本日は、3学年の初回ゼミが開講され、我々瀬沼ゼミも初の演習を行いました。

瀬沼ゼミは、地域環境デザイン論演習という授業名であり、3年は計6人。

初の顔合わせとなり、馴染みのある顔からはじめましての人まで、簡単な自己紹介と、役職分担など簡単なオリエンテーション、オンラインでの授業に関連したお話などで交流をしました。

 

自己紹介中、自粛期間にチャレンジしている事などの話題も上がりました。

体を動かす習慣としてラジオ体操やオンライン筋トレ、自炊や掃除、また英語やSPI対策など教養の勉強をする、という意見があり、私自身も刺激を受けました…。

明日から読書を続けようかなと考えております…。

 

今後も、情報発信方法の1つとして、こまめにブログを執筆していきます。

瀬沼ゼミの活動を通して、学科のゼミ活動や様子について、発信していきたいと思います!

 

課外活動を私自身も楽しみにしているので、早くこの事態が収束し、ゼミやプロジェクト活動に取り組みたいと願っています。

今回は少人数ゼミとなる瀬沼ゼミですが、一人ひとりが自らの研究活動に力を注いでいきます!

 

最後に、オンライン化でさまざまな変化がありますが、この変化を楽しみ、オンライン授業に参加していきたいと思っております。皆さんにまたお会いできる日を楽しみにしております!

3B 加藤

現代教養学科ブログリレー ―図書紹介・福田― [2020年04月28日(火)]

今年度、4年生のクラス・アドバイザーを担当する福田です。

オンライン授業という初めての挑戦に試行錯誤を繰り返す毎日が続いています。

皆さんは慣れましたか?

 

Zoomでの初めてのホームルームで、新型コロナウイルス感染拡大の現状から思い出した小松左京の長篇SF小説「復活の日」に触れました。「天声人語」(「朝日新聞」)にも感染症を扱ったSFものが話題ということで映画版が紹介されていたので驚きましたが、さらに数日後のテレビ番組でもカミユ「ペスト」、石弘之「感染症の世界史」などの書籍が紹介されていました。

歴史を振り返れば、科学が発達する以前の古代から、人間は疫病や自然災害からの救いを神仏に求めながらも知恵を絞って乗り越え、近現代に至っては戦争をはじめ科学の暴走によって多くの命が失われたその悲劇からも立ち上がり、度重なる自然災害からも復活を遂げて、力強く生き延びてきたのです。「今」があるのはそのような歴史を乗り越えてきたからです。

 

小説や映画などに想像で描かれた惨劇が目の前に突きつけられる恐怖を覚える一方で、何としても生き残ろうと一致団結して困難を乗り越える力強い人間の姿が過去に繰り返し描かれ、小説によって生きる勇気や感動を与えられてきたことに、改めて人間の想像力と創造力、小説の力や言葉の力の威力を思い知らされます。

しかし、この「言葉」は逆に鋭い凶器となって人を痛めつける場合があることを忘れてはなりません。

 

災害や病気の周辺には、昔から差別や偏見などのマイナス面がつきまとってきたのも事実です。東日本大震災の原発事故の際によく耳にした「風評被害」は記憶に新しいでしょう。

新型コロナの場合も、治療に携わる医療従事者が偏見や差別にさらされ、家族までもがいじめに合うといった報道が流れているのは大変残念なことです。

 

こうした人間の暗い部分である差別や偏見から、人々を救おうとした文学者もたくさん存在しています。

ノーベル文学賞受賞作家の川端康成は、一般には、日本の伝統美を情緒豊かに描いた作家として、現実社会とは隔絶したようなイメージを持たれていますが、全く別の側面を持った作家でもありました。前衛的で西洋的な作風も持ち合わせていますし、社会を冷静に見据えた、行動的で社交的な人物でもありました。その一例を示すのが、ハンセン病施設に入所していた北條民雄との交流です。

 

ある日、川端のもとに北條民雄から、自分が書いた小説を読んでもらえないかという手紙が届き、承諾した川端は書簡で指導し励まし続け、療養所を訪ねて面会もしています。自分の奥さんには、感染するかもしれないから手紙に触ったら手をよく消毒するようになどと注意を促す思いやり?も示すのですが、なんと北條との往復書簡は90通にも及びました。それらは講談社文芸文庫に収録されています。

当時ハンセン病は「らい病」と呼ばれて恐れられ、1931年に国は施設をつくって強制隔離しました。施設に入所したら最後、親兄弟とは二度と会えず、施設内での結婚は可能でも子孫を残すことは許されず、施設の外を自由に出歩くことも、仕事に就くこともできず、社会から疎外された人生を送ったのです。後年、ハンセン病の感染力は極めて弱く、完治する病気であることが証明されますが、ハンセン病は長きに亘って差別・偏見の悲劇にさらされた最たるものと言えます。

北條民雄は超結核のために亡くなりますが、川端は彼の全集出版のために奔走し、彼を励まし続け、亡くなった翌年に全集が刊行されています。世間には様々な見方や評価があるかもしれませんが、ハンセン病を患った一人の作家を世に知らしめることで、勇気を与えられたり救いを感じたりした人がいたに違いありません。北條が亡くなってから川端は「寒風」という短編を書き残しています。

ハンセン病が描かれた小説には、小川正子「小島の春」や松本清張「砂の器」などがあり、映画化もされています。近年ではドリアン助川「あん」がありますが、映画が話題になったのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

このような時期ですので、サブスクリプションですぐに観られる映画『あん』はお勧めです。原作者ドリアン助川は、最初から映画化を念頭に、樹木希林を主演に想定して“当て書き”したそうです。映画を撮ったのは、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し現在も活躍中の女性監督、河瀨直美です。この作品の評価したい点は、ハンセン病だった女性を主人公に据えながらもハンセン病の悲劇を前面には出さずに、「誰にだって生きる意味がある」ことを訴えかけ、人間は「いかに生きるか」が大切なのだということをメインテーマに打ち出していることです。桜舞い散る美しい風景や小鳥のさえずりや電車などの生活音を生かし、自然や日常をさりげなく描いていることも魅力の一つです。

ハンセン病だけでなく、差別や偏見に苦しめられながらも、この世に与えられた生を全うしようとする人間を描いた優れた文学や映画はたくさんあります。また別の機会に紹介したいと思います。

 

なかなか感染拡大が止まらず、今は異常事態です。

このような状況だからこそ、言葉が人にどう伝わるのか、人に言われたらどう感じるのかなど、常に想像力を働かせて、相手を思いやり、広い視野で社会を捉えていく必要があります。

溢れる情報に翻弄されることなく、ニュートラルな感覚で柔軟に物事を捉え、自分の考えをしっかり持って判断していきましょう。現代教養学科の学びは、このような社会を受け止め、生き抜く力をもった女性を育てることをめざしています!

現代教養学科学生の皆さんへ [2020年04月27日(月)]

現代教養学科学生の皆さんへ

 

こんにちは!

学科長の瀬沼です。

 

金曜日から授業がはじまり、学生の皆さんも少しほっとされているのではないでしょうか?

2週間遅れでのスタートですね。

本来ならば火曜日の授業は本日が3回目の筈でした。

 

どのような困難な状況下でも学ぶ意欲を持ち続けることは成長へとつながっていきます。

学生の本分は学ぶことです。

これからしっかり学んでください。

皆さんの祖父母から少し上の世代の小中学校の時代というと、特に小学科校の校庭には二宮金次郎の像が立っていて、子どもたちに勤勉を伝えていました(ふとそんなことを思い出しました。私の学んだ学校にはなかったのですが)。

 

さて、今朝の朝日新聞をご覧になりましたか?

坂東理事長・総長の記事が載っています。

ぜひ皆さんにもお読みいただきたいと思いますのでご紹介しておきます。

【新聞記事リンク】https://www.asahi.com/articles/DA3S14456839.html

 

それから、授業が始まって心配な事やお困りごとがありましたら、遠慮なく学科やCAにご相談ください。

外出自粛のこの期間をどう考えどう過ごすかで、オオバーに言えば人生が大きく変わってくると思います。

皆さんには、自分のため、人のため、社会のための行動をとっていただき、学生の本分である学びについても一人ひとりがよく考え努力してください!!

(瀬沼)

現代教養学科ブログリレー -粕谷先生- [2020年04月27日(月)]

<希望>をもって学ぶということ

 

先週金曜日からオンライン授業が始まりましたが、皆さんいかがでしょうか。

教員も試行錯誤を重ねながら授業運営に取り組んでいます。このような深刻な局面の中で様々な課題もありますが、一緒にこの新しい取り組みを構築していきたいと思います。

 

さて、今日は、私が昨年「学ぶ」ということを再確認することができた体験をご紹介します。

 

2019年9月10日~17日の8日間に亘り、ロシア・モンゴル・中国三ヶ国の5大学・研究機関を訪問し、学術研究交流を行いました。金曜日に学科Blogをアップしてくださったフフバートル先生が企画をしてくださり、現代教養学科教員の瀬沼頼子先生、福田淳子先生、粕谷美砂子の4名が参加しました。

 

まず最初に、北京経由でロシア連邦ブリヤート共和国ウラン・ウデ市に向かい、ブリヤート国立大学アジア学院に行きました。そこで日本語学科を中心とする学部学生と大学院生約60名に対して、私たち各自の研究内容について講義を行いました。いずれの講義も、学生・大学院生から次々に質問が出て、活発な質疑・応答がなされました。ロシアの学生たちが日本について熱心に学ぶ様子に、私はこれだけの多くの学生が「日本」について学ぶ意欲があることに深く感銘を受けました。

その後、バイカル湖の農家民宿を見学し、女性経営者が小さいながらも地域資源をうまく活用し、6次産業化の事例をみることができました。この時にとても流暢な日本語で通訳をしてくださった女子学生は、私たちのためにノートに説明内容を記載し、バイカル湖にまつわる伝説を紹介してくれました。私たちの質問や話を聞き漏らさないようにしている姿に、改めて「学ぶ」ことについて考えさせられました。彼女は日本のホテルに就職が決まっているととても嬉しそうに話してくれました。彼女はこの大変な中で、どうしているでしょう。

 

(写真:上の3枚は、ブリヤート国立大学アジア学院での講義の様子)

 

(チベット仏教寺院)

 

次に、同じウラン・ウデ市にあるアジア研究としてロシア連邦内最大の規模であるロシア科学アカデミー・シベリア支部を訪問しました。6つある研究所の中の、モンゴル・チベット・アジア研究所の所員の方々を中心に、モンゴル研究、遊牧民族文化、歴史学、社会学、仏教と宗教等の研究者らと意見交換を行いました。隣接するブリヤート科学センターでは、生物多様性、考古学、生物学、チベット医学、地震学、地質学、モンゴル学、仏教学、チベット学等の研究内容に関する展示を視察し、自然科学及び社会科学両分野からの学際的な研究内容とその展開を把握することができました。

まさに、現代教養学科で学こととの関係を考えることができたひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

(ブリヤート科学センターで貴重な資料の説明を受ける)

 

9月14日には、ウラン・ウデから鉄道で国境を越え、車窓から、大草原に落ちる夕日や走る馬の群れといった壮大な風景を眺めながら、翌草朝モンゴル国ウランバートル市に到着。モンゴル国立教育大学 メディア学科を訪れました。モンゴル国にメディア学科のある大学は10数校あるそうですが、その中でも最上位の大学です。教員は、意欲的に研究・教育活動を行っており、刺激を受けました。

その後、日本企業に就職した息子をもつという、放牧地でゲルに住む家族を訪れ、遊牧民の生活文化について調査を行いました。

 

(写真:上の2枚は、モンゴル国立教育大学 メディア学科での情報発信)

 

(写真:上の2枚は、ゲルでの生活と馬乳酒(アイラグ))

 

9月16日には、中国北京市の、中国少数民族教育の最高学府として人材を養成している中央民族大学メディア学院を訪問しました。若手教員の主な研究テーマは、中国の少数民族のメディア史、グローバル化における国境を跨る民族のメディア、華僑によるメディアの多様化、河西回廊と民族文化に関する研究等でした。「柘榴」と表現される中国の多民族の研究とメディアとの関連について多くの示唆を得ました。

(写真:中央民族大学メディア学院での学術交流の様子)

 

続いて、北京大学 外国語学院 日本文化研究所、日本常民文化研究所の教授らと学術交流を行いました。アジア言語文学、モンゴル文学、近現代文学研究を話題に、研究の学際性を確認することができました。福田淳子先生が昭和女子大学の近代文庫を紹介し、加藤周一、柳田邦男、金子みすずなどの翻訳研究についても意見交換をしました。

その後、歴史史跡を数多く有している自然豊かな北京大学の広大なキャンパスを案内していただきました。

 

(北京大学のキャンパス内)

 

以上、私が昨年「学ぶ」ということを再確認することができた体験をご紹介しました。

私たち教員も、このようにして教育・研究にかかわる知識・情報・新たな知見をインプットし、その成果を学生の皆さんにアウトプットする努力をしています。

 

最後に、「学ぶ」ことに関する有名な詩のご紹介をします。

 

「教えるとは、希望を語ること

学ぶとは、誠実を胸に刻むこと」

 

これは、フランスの詩人 ルイ・アラゴンの-ストラスブール大学の歌-(大島博光変編『フランスの起床ラッパ』1951年、三一書房、所収)の一節です。アラゴンがこの詩を書いた背景も調べてみてください。

 

この一節の中に出てくる<誠実>という言葉は、皆さんよく知っていると思います。

再度意味を見てみると、「他人や仕事に対して、まじめで真心がこもっていること」(『広辞苑』第六版)とあります。新型コロナウイルス感染症の影響を考え、私たち一人ひとりの行動が試されている今、この<誠実>の重要性を痛感します。

 

山口裕之『「大学改革」という病』(2017年、明石書店)の中で、学問の本質とは「調べ、知り、考察し、話し合い、共有できる知識を作っていくこと」、「考える」ためには、「まず関係する事実をよく調べ、問題を可能な限り多面的かつ具体的に考察し、論理的に整合的な議論をする必要がある。意見が対立する相手とは話し合いを重ね、お互いに納得できる地点を探していくこと、あるいはそうした地点を共に作り上げていくことが大切。」と述べています。現代教養学科で皆さんが学ぶということは、こういうことかなと思います。

 

新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延している今、この困難をどう乗り越えるか。

なかなか<希望>を語るのは難しいのですが、一緒に学び、考えていきましょう。

リアルでお会いできる日を楽しみに。

Stay Home, Stay Safe, and Stay Positive!

粕谷 美砂子

現代教養学科ブログリレー -フフバートル先生- [2020年04月24日(金)]

ゼミ生たちの「外出自粛」工夫アイディア

 

4月9日(木)の夕方、寒くて風邪が強かった中、研究室から帰る私は1号館と8号館の間にあるさくらの木の写真を撮って4年ゼミLINEグループに送りました。

無言のメッセージでしたが、返事が次々と届き、学生たちはその背景からキャンパスのさくらだと知っていていました。それに対し、私は「寒い風でも強く咲く昭和のさくら、帰りに撮りました」と、突然写真を送ったことを説明しました。

その時のさくらとそれに対する彼女たちのすばやい反応から思い浮かんだのが、今学生たちはどのような独自のアイディアをもって過ごしているのか、それを聞いてみたいということでした。

 

昭和の夜のさくら4月9日(木)18:55

 

世界中の多くの国に続き、日本も巣ごもりが続き、「コロナとDV」、「アルコール依存」、「スーパーの店員をどなる女性客」などネガティブなニュースも多いが、ゼミの学生たちからはたいへん興味深い、有意義な、そして、日常生活ではたいへん平凡なことですが、本人たちにとっては「外出自粛」あってのチャレンジや初めてやることも多かったという明るい話題がたくさん出たので、ぜひそれを学科のブログにまとめておきたいと思いました。ほかの学生の皆さんも楽しい、有益なことをいろいろやっているではないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

まず、4年ゼミでは部屋の模様替えをし、それがZoomミーティングではたいへん明るく、きれいに見えるようになっている人、また、「人にはとても見せられません」と言うが、携帯で音楽を流してダンスをしているという人、そして、単位は取り終わっていますが、中国語をやり直しているという人や、人通りの少ないところを遠くまで歩いている人、いつもはあまりしないが、家事や自炊、犬の散歩などをしているという人もいました。

次いで、3年ゼミではZoomミーティングで初めて自己紹介をしあう仲間でもブレークアウトのセッションから「メインルーム」にもどってきた時の顔は盛りあがった様子でした。話題はやはり「今何をしているか」が多かったようです。

YouTubeを見て何かをやっている人が多いようで、中には動画を見て体を動かす人、動画で編み物を習う人、動画で工作を学び、マグネットを作った人や、ゲームで魚を釣ったり、果物を取ったり、株を調べたり、また、最近は小池都知事の「密です」ゲームを楽しむようになった人もいたほか、ユーネクスト(U-NEXT)やアマゾンプライムで無料映画や有料映画を楽しんでいる人がいるほか、コロナ終了後の就職難に備え、新しい資格取りの準備をしている人など、「外出自粛」中のゼミ生たちはたいへんポジティブな過ごし方をしているようです。

 

3A 鈴木はるさんの作品《編み物のポーチ》

3A 茂木奈々子さんの作品1《マカロンのマグネット》

3A 茂木奈々子さんの作品2《折り紙》

学生の皆さんには「外出自粛」でも体力と精神力を備えてもらい、いつ終わるのか誰もわからない「緊急事態宣言」の中で始まった授業に臨んでもらいたいです。

フフバートル

現代教養学科ブログリレー -鶴田先生- [2020年04月23日(木)]

春の花“鬱金香”

 

こんにちは。いよいよ明日からオンライン授業開始ですね。

教室での対面授業は少し先になりますが、しばらくはオンラインキャンパスで一緒に学びを深めましょう!

さて、タイトルの春の花“鬱金香”、どんな花かわかりますか?

世田谷キャンパスでは、先週の瀬沼先生のブログで紹介されていたように春の花が色とりどりに咲いています。花を眺めると癒されますね。

“鬱金香”、この漢字から、鬱々とした気持ちが晴れそうな、香り漂うような花なのかな?と私はイメージしました。

さて、答えはこちら!チューリップです。

 

正解した方、いらっしゃいますか?

百科事典によると、江戸末期に日本へ入ってきた際に呼ばれていた名称のようです。“うっこんこう”または“うこんこう”と読むようで、ちなみに前半の2文字“鬱金”は、香辛料や黄色の染料として用いられるウコンです。

さて、上の写真はトルコ、イスタンブル。2014年3月に撮影したものです。

世界遺産に指定されている歴史地区内の公園に咲いていました。

 

こちらは港近くの交差点の花壇(2014年3月。イスタンブル)

 

現在、私たちは春になると、いろんな品種のチューリップを楽しいでいますが、これはもともと、トルコで改良されたものが16世紀にヨーロッパで紹介され、さらにオランダで改良されたものだそうです。こちらも情報源は百科事典です。

今、大学にも図書館にも足を運ぶことはできませんが、大学の図書館は「マイライボラリー」にログインすると、百科事典や過去の新聞記事などにアクセスすることができます!

これからのオンライン授業の課題でも、ぜひ活用してください。                (利用の仕方は、upshowaで図書館からのお知らせに詳しく書いてあります)

さて、チューリップといえば、オランダと思っていた方、トルコでのチューリップ文化についても機会があれば、勉強してみてください。オスマントルコの宮廷文化の魅力を垣間見ることもできます。

日本でもチューリップは身近で親しみのある春の花ですね。

先日、ニュースで咲き誇るチューリップの花を泣く泣く、刈り取ったという話を知りました。   花を見に多くの人が集まってしまうために、刈り取るという苦渋の選択だったようです。

来年はゆっくり青空のもと、楽しめることを祈っています。

 

最後に、2017年4月に撮影したチューリップ畑の写真をアップします。

アメリカ西海岸、オレゴン州のチューリップです。色鮮やかなチューリップ畑、この春はウェブ上でお楽しみください。

 

記事:鶴田

三茶MAP最新号の完成 -さんちゃを楽しもう!プロジェクト- [2020年04月22日(水)]

さんちゃを楽しもう!プロジェクト(通称:さんプロ)のメンバーが制作した、《三茶マップ》の最新号が完成しました。

今回も《さんプロ》のメンバーが三茶界隈を歩いて取材し、素敵なお店を紹介しています!

1年生の皆さんにとっては、まだまだ三茶は知らない場所が多いかと思いますが、このマップで是非三茶の街をイメージしながら楽しんでくださいね。

印刷の完成版は学校へ登校して来てからのお楽しみ♪に待っていてください!

 

現代教養学科ブログリレー 図書紹介ほか:担当・池田 [2020年04月22日(水)]

日記ノススメ

新型コロナウィルスの影響を受けて、これまでにない閉塞感を感じる今日この頃ですが、みなさん、身体と心は大丈夫でしょうか。この閉塞感が何かに似ていると、筆者はほんのしばらくの間考えていたのですが、マスクを外した時に思い出しました!

 

『アンネの日記』です。この本は、みなさんご存知のようにユダヤ人系ドイツ人少女アンネ・フランクが、第二次世界大戦中、ドイツの占領下にあったオランダ・アムステルダムの隠れ家で書いた手記をまとめた日記形式の文学作品です。ドイツのユダヤ人狩りから逃れるために身を潜めて暮らすアンネの家族や同居人たちの生活が、みずみずしい感性で描かれています。

アンネ・フランク著,深町眞理子翻訳 増補新訂版『アンネの日記』文芸春秋, 2002

 

隠れ家の下がオフィスであったために、存在を知られないようにと神経をすり減らす毎日の中でも、彩豊かな暮らしを送るために、様々な工夫が試みられていました。そこには、今の私たちが見習うべきものが多くあります。一歩も外に出られない状況ではあっても、ドイツ人でアンネたちの生活を支えていた協力者・友人の名前を借りて、アンネたちは通信教育を受けていました。体がなまってはいけないと、狭い空間で音を立てずに体操をすることもありました。ラジオから流れてくるモーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」に耳を傾けたりもしていました。そして恋もします。今の私たちよりももっともっと厳しい状況の中で。

 

黒川万千代著『アンネ・フランク‐その15年の生涯』 合同出版,2009.7 関連本も出ています。

 

そこで筆者からのおススメです。この機会に『アンネの日記』を読むことも勿論おススメなのですが、今の、この状況を日記にしたためてみませんか。緊急事態宣言発令の期間だけでも。メモ程度のものでもよいのです。今、何が起こっているのかを記録することが大切だと思うのです。周りがどのように変わっていったのか、その時どう思ったか等々を。新聞の切り抜き、ネットニュースのコピーを残しておくだけでもよいと思います。

 

やがて訪れるであろう新型コロナウィルス終息の際に、その日記を読み返すと結構面白いかもしれません。『アンネの日記』を読むと得るものがあるように、そこから何かを得られるかもしれません。いつの日か、何が起こったのかをお子さんやお孫さんに知らせることができるかもしれません。

 

かつて母から譲り受けた古い古い『アンネの日記』を思い出しながら、筆者もちょっとした日記をつけ始めました。もちろん新聞の切り抜きも。『アンネの日記』も読み返すつもりです。

中は秘密です!

 

池田美千絵

現代教養学科ブログリレー -志摩先生- [2020年04月21日(火)]

オンラインでの国際関係論ゼミの活動に挑戦始める

 

今日は、国際関係論ゼミを担当している志摩です。

最近の新聞等でも次々と紹介されているが、世界的なコロナ新型肺炎の感染の拡大は、第一次世界大戦末の1919~1922年に世界を震撼させた通称「スペイン風邪」の流行を思い起こさせるものです。この中で、1922年12月(大正10年)に当時の内務省衛生局から刊行された『流行性感冒』の翻刻 」『流行性感冒 「スペイン風邪」大流行の記録』(内務省衛生局編、東洋文庫778:平凡社、2008年。)は、医学的なことはわからない私にも、貴重な記録に思えました。

4月30日まで、PDFで無料公開されているとのことですが、なかなか手にすることのない記録をちょっと手に取ってみました。

▶ <https://www.heibonsha.co.jp/book/b161831.html

 

第1章「海外諸国に於ける既往の流行概況」では、流行性感冒がすでに古代ギリシャの医師ヒポクラテスの記録にもあることから始まり、14世紀以降の流行が古くはヨーロッパでの大流行が記載され、17~18世紀以降には、他の大陸にも大流行が起きていることが、丹念に記載されています。1889年の世界各地での流行についで起きたのが、先に述べたスペイン風邪です。紹介した報告書によると、1919年から1922年までの3回の流行で、日本では総計2,380万余人が感染し、約388,000余人の死者を出したとあります。ナショナルジオグラフィック日本版(2020年3月15日)によると、世界中で約5000万人の死者となっています。

▶ <https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/031300172/>

 

第一次世界大戦の戦死者が約1600万人といわれていることからも、この流行性感冒の凄まじさが伝わってきます。およそ100年前の危機と今我々が抱えている危機は、グローバル化によって一層高まっているにもかかわらず、できることは、「三密」と移動の遮断と何の進展もなく、むしろ、危機は高まっているのではないでしょうか。以前に国際関係論ゼミでも、スペイン風邪と第一次世界大戦について、みんなでディスカッションしたことを思い出しました。

こんな状況下で新年度を迎え、国際関係論ゼミでもオンラインのゼミの展開を少しずつ試行しています。今年度は、3年、4年ゼミ共に7名のメンバーです。4年生は、すでに密な関係を構築している仲間たちです。オンラインでのゼミでみんなが久しぶりに会えて、元気を確認できました。2回目からは卒業論文のテーマやその動機などについてディスカッション、少し、使えるようになりました。私は、担当している授業で、グーグルクラスルームのページを指導で活用していますが、併せて活用し、それぞれが、パワポで発表できることも確認しました。3年生は、まだ、名簿だけで一度も顔合わせができていませんでしたが、オンラインのゼミで、仲間の確認と自己紹介をしてみました。例年のこの時期には、4年生が3年生を歓迎する懇親会を開催していますが、今年は、無理?そこで、オンラインでの懇親会を近いうちに実施しましょうと、話は進んでいます。自己紹介や4年からのメッセージだけでなく、なにかゲームのようなことを実施してみようと。私が提案しているのは、この際なので、地図を頭に入れて、共時的な意識が高められるようにゲームをしようと。実際にどんなことができるか楽しみです!ゼミ生と試してみたら、また、紹介したいと思います。

オンライン上で、ゼミの仲間の写真を紹介しておきます。

志摩 園子