NAFSA2014 とは?
そもそもNAFSAとは、アメリカを拠点とし、国際教育交流を推進する目的で1948年に設立された非営利団体です。毎年5月末には、会議・研修・展示とネットワーキングを行う年次大会が行われます。
今年はカリフォルニア州サンディエゴで開催され、「Pathways to Global Competence」というテーマのもと国際教育について意見交換をすべく、世界150ヵ国から9,000名以上が参加しました。
本学も「JAFSA(国際教育交流協議会)」という日本版「NAFSA」のようなNPO法人率いる日本大学団の一員として参加しました。
本学は昨年に続き2回目のブース出展。
新たな海外協定校開拓や、今年度後期から始まるSWU Intensive Japanese Language Programの宣伝のためにブースを装飾しました。
年々日本からの参加大学数が増えており、日本としての存在感をアピールすべく、
「Study in Japan」というスローガンで統一感のあるブースレイアウトの中で本学も参加しました。
ブースは、大東文化大学さんとシェアです。
ブース出展のある大学もない大学も、ミーティングや新たなネットワークづくりのためにお互いのブースを行き来したり、平行して開催されている高等教育の国際化に関わるテーマのセッションやワークショップに参加して世界の動向を学びます。
また、ランチやディナータイムは、特定の国や団体が主催のレセプションが近隣ホテルで行われ、
美味しい料理とお酒を楽しみながら、各大学間のさらなる交流深化や高等教育の未来について、熱い議論が交わされました。
「グローバル化」。
耳にたこができるくらいよく聞く言葉ですが、このテーマは何も日本だけで話題になっているのではなく、
世界中が注目する重要なテーマなのです。
あの多国籍なアメリカでさえ、「学内のグローバル化促進のために何ができるか」を本気で考えています。
テクノロジーの進歩で世界中の情報が簡単に手に入る世の中になりました。
今後あらゆる市場がますます世界に開かれ、その中での人材競争も激化することが予想されます。
そんな世界で生き残るためには、異なるバックグラウンドを持ち、多様な価値観を持った人とでも臆することなく関わっていける強さが必要です。また、その中で日本人としてのアイデンティティをきちんと持ち、自らの考えを主張しがら他と協働することが求められます。
そのための準備が学生のうちからできるよう、本学もみなさんの留学機会の拡大と、東京キャンパス自体のグローバル化に努めていきます!
今年は昭和ボストンからMeucci先生と学生サービスのErinも参加し、本学を世界にアピールするお手伝いをしていただきました。
来年の年次大会は、ボストンで開催されることが決定しています!テーマは、「New Horizon in International Education」。
本学と昭和ボストンのこれまでの取り組みを世界に発信する良い機会です。
昭和ボストンへ留学中の学生のみなさんには、大会での誘導ボランティアなどに参加してもらうことも検討していますので、お楽しみに!