EAIE2012 Dublin

この夏、大学として初めてEAIE Conferenceに参加してきました。 

EAIEとは、European Association for International Educationの略で、
年に一回欧州のどこかで、世界各国の大学および教育機関が集い、
会議や交流を行うイベントを企画運営しています。

今年は、アイルランドダブリンで開催されました。
 


会場では各国の大学紹介ブースの設置
や、スキルアップのためのワークショップ
さらには参加大学や機関による様々なテーマについてのセッションが行われ、
本学は、初参加ながらに韓国・台湾の大学の方と合同で一つのセッションのスピーカーとしても参加。
30人強の参加者に、本学のアピールをすることができました。
 
その他にも、以前ご紹介したTED(過去の記事参照)にもトークがアップされている、
Sugata Mitra先生Caroline Caseyさんの基調講演や、
アイルランド文化を理解するための、アイリッシュ音楽とダンスのショーなど、
教育に関する学びと文化交流/ネットワーキングを目的とした催し物が目白押しでした。 

■スガタミトラ先生のTEDtalkを見たい方はこちら
http://www.ted.com/talks/lang/ja/sugata_mitra_the_child_driven_education.html
 

今回このConferenceに参加して感じたことは、
もっと外に目を向けることの大切さです。 

教育機関を取り巻く環境は、グローバル化ITの進歩ソーシャルメディアの台頭と、
刻々と変化しています。

よりよい教育サービスを提供し、これからの社会を担っていける人材を育成するためにも、
世界規模で教育機関に求められていること学生が直面している現実などを
しっかり見つめ直す必要があると感じました。 

英語での授業やカリキュラムが充実しており、
大学間での学生の移動や単位認定/交換がスムーズかつ一般的な欧州に比べ、
日本はまだまだ閉鎖的で改善の余地がたくさんあります。

世界の女子学生に「学んでみたい」と思ってもらえる大学になれるよう、
ここで得たことを少しずつ国際交流センターの業務に反映し、
大学のグローバル化に貢献していければと思っています!


☆ダブリン(アイルランド)ってこんなとこ!
そもそもアイルランドってどこにあるかみなさんご存知ですか?
・北欧のあたりでしょー。
・なんか紛争があって危ないんじゃなかったっけ。
と、出張前に知人から声を掛けられましたが・・・誤解が多いので、確認しましょう!

アイルランド(正式:アイルランド共和国)は英国の西にあるアイルランド島の南部をさします。首都は今回訪問した、ダブリンです。
皆さんもよく耳にするU.K.(別名:北アイルランド)はその北部に位置し、英国領です。このU.Kの領土をめぐり、一時期過激派の活動などが報じられたため、「テロ行為がある」「危険」というイメージがある人も多いようですが、現在は和平合意が成立しており、欧州諸国の中でも凶悪犯罪が最も少なく、治安の良い国とされています。
公用語はアイルランド語ですが、ほとんどの場所で英語が通じます。最近では、英語留学圏としても力を入れて留学生を集めているようです。 

有名な観光名所があるわけではありませんが、歴史を感じる古い街並みと最新の施設が混在する、
小さいながらも素敵な街でした! 


「1日の中に四季がある」とも言われるアイルランドでは、
毎日のようにどこかで雨が降りました。
幸い市内を回った日は天気に恵まれました! 

ダブリンを表す写真を数枚ご紹介。 

左上:ダブリン市内の中心を流れリフィー川。
右上:ダブリン一番の繁華街。
左:クライストチャーチ大聖堂。