「世界青年の船」事業参加者に初等教育学科4年の川村真由さんが選ばれました!

平成30年度 内閣府明治150年記念「世界青年の船」事業 日本参加青年最終合格者として、初等教育学科4年 川村真由さんが選ばれました!

「世界青年の船」事業とは…
内閣府が運営する、国際社会・地域社会等でグローバル化を牽引・指導する次世代グローバルリーダーを育成する事業です。
平成30 年度事業では、日本及び世界10 か国の青年等が参加し、日本及び海外2 か国を訪問するとともに、船内において、多国間交流活動等を行うこととしています。
世界各地から集まった外国青年とのディスカッションや文化交流を通じて、相互理解を深め、有識者によるセミナーの受講や参加青年が自主活動を企画することによって、異文化対応力やコミュニケーション力を高め、リーダーシップやマネジメント力の向上を図り、併せて参加青年の国際的視野を広げ、国際協調の精神を育てることにより、国際化の進展する各分野でリーダーシップを発揮することができる青年を育成することを目的としています。
(参考:内閣府HP:http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/bosyu-new.html)


川村さんはこれまでトビタテ!留学JAPAN第5期生として2016年9月1日~2017年9月下旬まで王立プノンペン大学に籍をおきながらクメール語授業履修、現地NPOでのインターンシップや現地小学校での実習などの活動を行い、その後国連プログラムに合格しアフリカのルワンダにて発展途上国の教育の現状を視察するなど、様々な国際経験を積んできました。
今回はその経験を活かし、多国籍の方が集う中で日本代表として意見交換をするなど活躍が期待されます。

以下、川村さんより参加への意気込みをお寄せいただきましたのでご紹介いたします。

川村さん(写真左) ルワンダで仲良くなった友人と

国境という堺がない広い海の上で、国籍、言語等の壁を取り払って各国メンバー1人ひとりとじっくりと向き合う、歩み寄るという体験を通し、彼らと確固たる信頼関係を築きたい。地球規模のグローバルイシューの解決が不可欠と言っても、その前提となるのは人間1人ひとりとの信頼関係であり、その部分を疎かにしては各国と協力関係を築きながら大きな課題を解決するなんてまずできない。
今回はオーストラリア、ソロモン諸島、バヌアツ、エクアドル、チリ、ギリシャ、スウェーデン、アラブ首長国連邦、トルコ、タンザニア、日本から選抜されたメンバーが船内に集い、活発な意見交換を行う。何も躊躇することなく、胸を張って堂々とこのメンバーの中に飛び込んでいきたい。日本代表の1メンバーとして参加できることを非常に光栄に感じている。
この事業を通し、柔軟性や共感力は生かしつつ、その中でもしっかりと自己の意見を曲げずに言える芯の強さ、発言力、リーダーシップ力を身につけたい。また、様々な価値観に触れることで日本を俯瞰して捉える機会を作り、日本・日本人の強みや先進性を再発見したい。
すべては自分がどのように事業に向き合い、いかに喰らいついていくかだと思うので、自分自身に負けないようにしたいです!


 

内閣府主催「世界青年の船」事業について、ご興味を持たれた方はぜひ調べてみて下さい。
また、川村さんより選考についての対策法や参加するまでの過程などについて体験談を共有したりすることも可能とのことなので、参加を検討する方はぜひ一度CIEまでご連絡頂ければと思います!