先月ご紹介したSummer Session Program。 今回は、その期間中出張で初めてボストンを訪れた情報システム担当Mさんによる、 現地での様子の体験記です。 昭和ボストンでの自由時間の過ごし方の参考になるのでは。 ------------------------------------------------------------------ Summer Session Programは午後にフィールドトリップが行われ、 フォーカスグループごとにボストン市内の関連施設を見学して回ります。 だいたい15時くらいに終了し、 その後はバスで昭和ボストンに帰るもよし、そのまま街を出歩いてもよしとなります。 今回は国際交流センターの方と同行したコンピュータ事務室のM(海外経験なし)が 初めてボストンの街を一人で歩いてみた様子を紹介します。 8/29(水)ボストン美術館で主に浮世絵の見学を終えて15時頃解散。 すぐ裏手にあるイザベラガードナー美術館を目指します。 美術品コレクター、芸術家のパトロンとして著名な アメリカ人女性イザベラ・スチュワート・ガードナーが収集した 展示品が展示されています。 ボストン美術館の入場券があると割引になるようです。 チケットをもらうと手荷物をクロークに預けるように言われます。 広い中庭が素敵です。早速カメラを構えると警備員に怒られます。 警備はかなり厳しいようで、 先にフィールドトリップで訪れた学生はボールペンも持ち込み不可だったそうです。 その後近くの駅を目指しますが、よくわからず迷ってしまいます。 思い切って目立ちやすいフェンウェイパークを目指します。(歩くこと約30分) ちょうど試合が終わったようで、閑散としています。 グッズ売り場に入ってみます。 Red SoxのTシャツはだいたい$40くらいするのですが、 なぜか2枚で$20で売っているコーナーがあります。 よく見ると前の週に突如ドジャーズに移籍となったゴンザレス選手らのものです。 シーズン途中の移籍でグッズが余って叩き売りになるとは、メジャーリーグの厳しさを感じます。 ある意味記念としてに買ってみます。 夕食の場所を探します。よくわからず結局マクドナルドへ。 箱にThird Pounderと書いてあります。 日本のQuater Pounderよりも大きいのでしょうか。 Apple Pieが2つ出てきました。これが標準なのかと一瞬思いましたが、 「Apple Pie ,Please」が「Apple Pie ,Two」と聞こえてしまったようです…。 地下鉄で帰路を目指します。 ボストン市内はT(ティ)という地下鉄が走っています。 チャーリーカードというプリペイドカードを使って乗ります。 最初はとまどうのですが、昭和ボストンでは最初にガイダンスがあるようです。 時刻表というものがそもそもなく、20分くらい待つこともあります。 昭和ボストンへの最寄駅はレザボア(Reservoir)という駅です。 夕方の車内は結構混雑しますが、降りるときは一番前の扉しか開かないので、 早めに前に移動しておいたほうがいいです。 レザボアの駅から昭和ボストンへはシャトルバスが1時間に1本程度運行されています。 シャトルまでしばらく時間があったので、あたりをぶらつきます。 レザボア周辺はそれほどにぎやかではないですが、 大きな公園やCVSストア、ダンキンドーナツなどが近くにあります。 CVSストアが昭和ボストンに滞在する学生たちの日用品買い出しの定番となっているようで、 何人かの学生たちとすれ違いました。 日本にはないお菓子を買い込みます。 ようやく帰ってきました。 こんな感じで私は最初はとまどいながらの行動でしたが、 1週間も滞在すれば、学生たちは当たり前のように街を歩きながら 買い物ができるようになっているようです。 毎日山のように紙袋を下げて帰る学生たちを目にしましたが、 帰りの荷物が大丈夫かと心配になるくらいです。 ボストンの街並みは公園も多く、イングランドからの入植者が多かったからか、 どこかヨーロピアンな煉瓦作りの建物の多い綺麗な街です。 昭和に入ったからには一度はボストンを訪れ、 ボストンの町並みを散策しながら眺めてみてはと思います。