今回の留学体験談は人間社会学部 現代教養学科3年の薄井美瑛さんをご紹介します!
薄井さんは上海交通大学に交換留学生として1年間留学しました。
薄井美瑛さん
人間社会学部 現代教養学科3年
「いつかしてみたい」から
思い切って留学を決意
日本とは違う文化を見てみたい、色々な国の人たちとコミュニケーションを取ってみたい、という思いがずっとありました。
日本にいるときに外国の人と接する機会が何度かあったにもかかわらず、思うようにコミュニケーションが取れなくて、もどかしい気持ちを感じました。
語学力が足りなかったのと、「ここは日本だから話せなくても大丈夫」という甘えがあったのだと思います。
いつかは留学してみたい、そう思いながらもなかなか行動に移せませんでした。
悩んでいるうちに、あっという間に大学1年生が終わりかけていることに気付きました。
「このままでは駄目だ!」と思い、先生に相談して留学を決めました。
心配するよりも、
いま出来ることに専念した
留学を決めたものの、渡航前は不安だらけでした。
親元を1年間も離れたことはなく、もちろん現地に友達もいません。
中国語を第二言語として勉強してきたけれど現地の人と話せるだろうか・・・。
不安なことについて考え始めるときりがありません。
そこで、「心配ごとは上海に行ってから考えよう」と、割り切ることに決めました。
留学後の心配をするよりも、語学の勉強や資格の取得など、いま出来ることに専念しました。
そうしているうちに留学生活への期待がどんどん膨らんでいきましたね。
生活して初めて分かる
現地の文化や習慣
上海は留学する前に一度、訪れたことがありました。
そのときにイメージと違うなと思いました。中国がとても好きになりましたね。
現地で生活してみると、文化や習慣について、日本の常識とは違う部分がたくさんあることに気付きます。
公共の場におけるマナーや人に対する接し方など、同じアジアの国ですが日本とは違います。
日本とは違う文化を知り、様々な価値観を持つ人と出会えたことは貴重な経験です。
それまで日本で生活をしながら当たり前だと思っていたことも、色々な視点から見ることができるようになりました。
語学上達の近道は
街に出て人と話すこと
語学上達のコツは、部屋にこもって勉強するよりも、外に出て色々な人と話すことです。
中国人の友達や、中国語を勉強している外国人、お店のおばちゃんやおじちゃん、誰でもかまいません。
その日に授業で学んだことを、生活の中で使って、周りの人とコミュニケーションを取るようにしました。
すると語学力も伸びましたし、友達もたくさんできました。
結果的に、留学生活がより楽しいものになったと思います。
留学したことで
将来やりたいことが見えた
留学し価値観の違う人たちに出会ったことで、自分の世界観が広がったと感じています。
以前よりも積極的に人と話すようになりましたし、様々な物事に興味を持つようにもなりました。
何よりも、留学したことで将来の方向性や、次にやりたいことが明確に見えたことが大きな収穫です。
今では、将来やりたいことのために人と違う道を進むことも、恐れる気持ちはありません。
憧れで終わらないために
まず一歩踏み出してみよう
留学の動機なんて、些細なことでもいいと思います。
今の自分に少しでも不満があり、変わりたいという気持ちがあるなら、思い切って行動に移してみることです。
留学したいという気持ちがあっても、あと一歩踏み出せずに、憧れだけで終わってしまう人もいると思います。
しかし実際は、どれだけ不安でも、留学してしまえばなんとかなるものです。
怖がらずに、一歩踏み出してみましょう。楽しいことがたくさん待っています!