せたがや国際交流ラウンジは、東京オリンピックを控え、誰もが参加することができ、
言葉や文化の違いを超えたつながりを作る地域交流の場を作ることを目的として、
世田谷区内の大学(明治大学,駒澤大学,昭和女子大学)と世田谷区によって企画・運営される協働プロジェクトです。
昨年度から実験的に開催され、今年も全4回、各大学持ち回りで実施されました。
内容は外国人留学生がテーマごとに「母国と日本との比較」をプレゼンテーションし、
世田谷の現状と可能性をグループごとに語り合い、発表して参加者間で共有するというものです。
昨年度は東南アジア圏の留学生を派遣したため、今回はロシア、イタリアからの留学生6名に担当してもらいました。
バべンコ ダリアさん(ロシア)、ヴェントルッチ アレッサンドラさん(イタリア)、
ステファニー アレハンドラさん(イタリア)、エリサ ベアトリスさん(イタリア)、
メリヌ イレーネさん(イタリア)、フサリ キアラさん(イタリア)
一般の参加者の方々は、留学生のプレゼンに興味深く聞き入っていましたが、
何より流暢で高度な日本語を使って発表する姿に驚かれていました。
<各回の要項、テーマは以下のとおり>
第1回:世界のおはなし(世界に伝わる昔話・民話)
2017年5月27日(土) 14:00-16:00
駒澤大学深沢キャンパス
日本と留学生の母国に伝わる昔話や民話を聞き、その国の文化や時代を知る
第2回:にほんご(好きな言葉・不思議な言葉)
2017年6 月10日(土) 14:00-16:00
世田谷文化生活情報センター(キャロットタワー)
様々な国の言葉で言葉遊びを体験して交流を育む
第3回:世界の学校(ルールや教育制度の違い)
2017 年6 月17 日(土) 14:00-16:00
昭和女子大学
日本の学校が多文化共生の環境をつくるにはどうすればよいか考える
第4回:防災(日頃の備え・情報取集など)
2017 年6 月24 日(土) 14:00-16:00
明治大学和泉キャンパス
外国人住民・観光客への世田谷区の防災に関する紹介や効果的な発信方法を考える