Virtual Asian Women’s Leadership Program 2022(日中韓プログラム)が実施されました!~参加学生の声~

上海外国語大学(中国)、誠信女子大学校(韓国)と本学(日本)の3大学からそれぞれ10人が集まり、「Asian Women’s Leadership Program(日中韓プログラム)2022」が開催されました。

2022年10月29日(土)、30日(日)、2022年度11月5日(土)、6日(日)、20日(日)の合計5日間、昨年に引き続きオンラインでの実施となりました。

今年は、誠信女子大学のChoi先生の講義「Gabrielle Coco Chanel: How she inspired the world」がメイン講義となり、著名な女性リーダーであるCoco Chanelを通してファッション、メイクアップをテーマとして女性のリーダー像について考えました。メイン講義に加え、上海外国語大学及び本学からもゲスト講義があり、アウトドアやメディアにおけるリーダーシップなど、様々な角度からリーダーについて考え、理解を深める機会となりました。今回は、参加者の松浦さんにプログラムの感想を伺いました。

①日中韓プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

中国、韓国の学生と一緒に授業を受け、グループワークができるという点に惹かれて日中韓プログラムへ参加しました。新型コロナウイルスの影響で国際交流が難しい日々が続いていますが、今回のプログラムのようにオンラインでできることも魅力的でした。今回のプログラムでは自分の積極性を伸ばすことを目標にしていました。はじめは、中国の学生や韓国の学生の勢いに押され気味でしたが、自分の意見をどんどん言うことができるようになりました。

②今回6人の先生方から講義がありましたが、特に印象に残っている講義、面白かった講義はありますか?

Choi Joo Hee先生の講義がとても印象に残っています。前半の講義では着ているものでどのように自分を表現するか、後半の講義ではCoco Chanelから女性リーダーにとって必要なものは何かについて考えました。プロジェクトに参加している学生が普段どのような服を着ているのかを教えてくれ、そこからどのようなパーソナリティーかを考えることはとても面白かったです。また、Coco Chanelの自信のある姿勢や新しいことに挑戦する姿勢は女性リーダーについて考える上でとても参考になりました。

プロジェクト課題「世界に影響を与えた女性リーダーについて」のグループワークはいかがでしたか?

グループワークは自分の積極性を伸ばすことにピッタリの場でした。はじめは、中国や韓国の学生の勢いに押されていましたが、話し合いの機会が多いので自分の意見をどんどん言えるようになりました。また、3カ国の学生が集まって課題に取り組むため新しい考えや着眼点に気づくことができました。グループワークではたくさんコミュニケーションを取ることができるので、メンバー間での仲を深めることができました。プロジェクト課題は簡単なものではありませんでしたが、終わった後はとても達成感がありました。

🎤松浦さんのグループは、最終プレゼンテーションにて世界的に有名な歌手であるTaylor Swiftについて発表しました。🎤

特に印象に残っていることを教えてください。

中国や韓国の学生の語学力と積極性です。質問されたことに対してすぐに自分の意見を言える積極性や自分の言いたいことをきちんと伝えられる語学力は自分にはない力だったので最初は発表すること自体とても怖気付いていました。また、一緒に昼食を取った時に、お互いの国のことや食べ物について話しました。実際に会うことはできませんでしたが、中国や韓国への興味が増し、いつか行きたいと思うようになりました。

日中韓プログラム全体を通して、どんな学び・気づきがありましたか?

日中韓プログラムを通して多くのことを学びました。特に積極的に発言をすることの大切さに気づきました。私は自分の英語に自信がなくはじめは積極的に話すことができませんでしたが、英語が上手に話せるかではなく何を考えているのか伝えることが大切だと感じました。母国語以外でのコミュニケーションは難しいですが、拙い英語でも真剣に聞いてくれ言いたいことがわかってくれることで自信につながりました。

⑥最後に一言お願いします!

今回の日中韓プログラムに参加してよかったととても思います。はじめは、英語での講義や発表についていけるのか不安でしたが、新しいことを学べたり他大学の学生との交流は不安以上に楽しいものでした。コロナにも関わらずオンラインでプログラムを企画してくださった先生方や一緒に学習に励んだ参加者の皆さん、CIEの方々、本当にありがとうございました。とても良い経験になりました。


最終日に全員で撮影した写真。左下が松浦さん

松浦さん、ありがとうございました。プログラム中、松浦さんが頑張っていた様子が伝わってきました!

日中韓プログラムは、来年度も開催予定です。中国・韓国の大学生との交流や英語でのコミュニケーションに興味のある皆さんの参加をお待ちしています。

国際交流センター(CIE)